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古代神や古代聖地をご紹介し、神仏基に対する信仰を再生して頂くお手伝いをしています。
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  2011/01/14 [17:42] (Fri)
明けましておめでとうございます!!本日、今年初投稿でございます。


昨日、突然、『桃』のメッセージが来まして、<吉備=気比>の回廊が開かれました。

そういえば両方、キビと読めるな~と感じました。

キは、気であり、木であり、亀、鬼、貴、岐、と色んな意味があります。

ヒも、日、火、碑、秘、干とたくさんの意味を持っています。

(ちなみに桃とヒキを足すとモモヒキ、、、、^^; 全然関係ないか、、、)


キの中に満つるというメタファーが隠されているとすれば、キヒ(ケヒ/ケイ)の一語で潮満珠/潮干珠の2つを表していることになります。潮満珠/潮干珠は神功皇后が豊玉姫からもらい受けたもの。潮の干満を左右するものなので水(女神性)の根源とされる宝物。

それが桃とつながるのはなぜ?

昨日は1月13日、旧暦の12月10日。旧暦では年神さまが山から降りて来る日。!?


ひょっとして降りてきたのはドンブラコの桃太郎

年神さまの正体は桃太郎?あ、あり得る、、、



以前にも書きましたが、モは喪や藻を表していてネガティブなイメージを与える時に与える名。

しかしその一方で衣、母なども表している。

つまり生と死を同時に表している音なんです。だから百をモモと読む。

終わりであり始まり。陰陽道における最大数は99。

それがふたつ重なるMOMOはたぶん特別な存在。


桃は吉備、モモソヒメは讃岐出身。その間の島々には浦島太郎伝説。

浦島太郎は白髪(九十九神)。桃太郎は百神。

そして、それをつなぐものは剣(つるぎ/鶴亀)。


琴/金刀が出てきそうです。

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  2010/12/28 [14:03] (Tue)
愛知県岡崎市の真福寺に行って参りました。

昨年、夢で見た仏頭やお寺の位置や雰囲気がそっくりなので、行ってきました。過去記事をリンクして思い出すとまたロゴス(火)が立ち上がってくるのでやめておきますが、やはり水の女神の聖地でした。

真福寺に詣でる前から”真の幸福とは何か?”という問いがどんどん響いてきていました。まさに真福寺ですね^^;

20代前半にも”真の幸福とは何か?”という問いが持ち上がり、その時、手にした初めての哲学書がアランの『幸福論』でした。15年の月日が経っても自分の中のテーマが何も変わってないことに気付きました。

ただ変わったのは、幸福という語を聞いて、それがコウ(神/皇)とフク(吹く/風)から出来ているということが直観的に理解できることです。不易流行ですね。

コウとはピラミッド型の女神山の総称であり、フクは元素『風』を表す息吹でもあります。その息吹の神気によって矢が放たれ、的に命中するときヤマトはあらわれ、国と子達(国常立神)はあらわれます。

光矢(コウヤ)という巡礼nameはつけましたが、私の旅路はひとまず終わりを告げるようです。

今年は月食が三回も見られる奇跡的な年であり、日月が異様に接近する不思議な年でありました。その中で私自身のロゴス(火)とミュトス(水)も激しく入れ替わり、精神が不安定化した年でもありました。

思い起こせば、皆様に巡礼ワークとして提供を始めたのは諏訪でした。そこに物部守屋が居り、今回の真福寺は守屋の子供でもあります。

私が農業法人に勤め、耕していた畑も物部村でした。その時に既にSC(スピリチュアル・コミュニティ)のインスピレーションをもらいレジメを書いていました。

私のルーツのひとつにいざなぎ流民間伝承地があり、陰陽道日月祭を強く感じずにはいられない内的衝動が今年は月食の関係で多々起こりました。

それと同時に、踏み込んではいけない領域、暴いてはいけない秘密があることも深く感じさせられた1年でした。

なぜ物部氏が水を祀っているかといえば、それがなければ自分の中にある火の衝動を抑えることができないからであり、”モーセの水割り”にも代表されるように物部氏の『力への意志』は、両手いっぱいのカウントテン(十)をあらわしており、これはクロス(十字架)でもあり、国津/国栖(クズ/クニツ)でもあり、”開き”でもあり、水をも支配してしまう源にもなってしまいます。


真福寺近くで一緒に参拝した方々と会合を持ちました。その中で『意味はわからないけれども神社に参拝すると次につながっていったり、水を大切に思っている』といった言葉などが印象的で、私も本当にただそうありたいと思いました。

明治神宮の巡礼ワークの時も、水に対する皆さんの想いに心打たれましたが、今回もそういう流れが徐々に広がってきている手ごたえを感じ、十種神宝/十拳剣は納屋の奥のほうに隠し、3(イチキシマ姫/サクヤ姫)6(セオリツ姫)9(ククリ姫)の女神たちによってこの国が開かれていかれればいいなと思いました。

ご一緒してくださった方々、本当にありがとうございました。、また企画いたします!皆さんの内に秘めたる想いをつなげていけたらうれしいです。


何度もロゴスをやめるといって、またブログを書いてきたのでよくわかりませんが、来年から情報発信は少なくなるかもしれません。

自分の中のロゴス(火)を抑えるために本気で農作業(土)をやるか、(風)にならないといけません。PCで文字を書くこと自体がロゴス(火)ですから。。。


今年も色々と書き散らしましたが、最後までお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

年神さまは、もう準備しておられますので、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ^^

できれば1月15日には、”どんと/さぎっちょ”で年神さまを天に還してあげてください。

6月も12月も「神迎え+祓い+火送り」という構造は同じになります。ただ6月は千歳(永遠の命)を祝うエネルギー上の神事であり12月は年をとることを祝う物質上の神事になります。

皆さん、お年魂もらってくださいね!年を重ねることは決して悪いことでも恥ずべきことでもありません。古代は白髪になることは九十九神になることと同義とされていました。楽しく美しく年をとって参りましょー


それでは、また。



  2010/12/08 [01:11] (Wed)


SPEED の 『 Walking in the rain 』 です。

スピードがないスローなバラードですけど完全R&Bで心地いいですね。
スピードの中ではベスト3に入るのではないでしょうか。名曲です。PVの質感も最高!!全然時代性を感じさせません。普遍的です^^

不易流行で言えば、不易の部類に入りますね、そういうのが大好きです。


『火』の男性原理が癒されます。癒されるというか『水』と調和するといったほうが正確かもしれません。

セオリツ宿ってますね!水の言霊を持ってる歌。



『火』は常に『水』を求めて、『水』は常に『火』を求めています。


その2つの元素が完全に打ち消し合ったときに、『空』(悟り)ができます。

そしてそこに『風』(息吹/神風/ルーアハ)が吹きます。


古今東西、”悟り”にはこのような経路/構造があったと思うのですが、野蛮・無明というレッテルを貼られ忘れ去られたようです。


ギリシャ神話では、大地の女神がガイア、天空神がウラノスであるように男女同権/火水同等が古代の常識であり、男性上位というのは本当に最近の話しになります。

”燃”は、自然のものに火がつくと書くから、自然のものはほとんど燃えるということですよね。

だけど液体は燃やすことはできない。それが『水』なのではないでしょうか。

だから、その『水』にいくら男性原理の『火』(怒り)を持ち込んでも決して燃えない。なぜなら流されるから。そもそも火をつけることができない。それがアメでありアマ。

これが中瀬のセオリツの本質的テーマですよね。


同じ液体でも『油』は『火』の効能をさらに引き出します。

女性原理が、この『油』になっている場合は大変です。※コノハナノサクヤビメ※は本来、水神なんですが、ニニギの男性原理に『油』を注いで産屋に火を放っています。

何度も書いてますが、ニニギは拳を握るの神格化であり、男性原理である”力への意志”をあらわしています。女性原理がその”力への意志”に同調してしまうと、その女性原理は『油』になります。

つまり、女性が地位や名誉や経済的成功に固執しすぎると『水』が『油』になります。水と油は見た目がほとんど同じだから自分でもほとんど気付かないから大変です。

芸能人は離婚を繰り返して幸福をつかもうとしますが、『火』に『油』を注ぐことが産屋を燃やしていることに気付かない場合も多々あるようです。

心の平安や安寧、世界平和は、とどのつまり、火と水の調和であります。だけど良く勘違いされるのが『水』(愛や優しさ)だけがそれらを導くという考え方。

”流れる”には枯れるという語が隠れています。つまり流れは無限ではないということを意味しているんです。つまりその無限性を生むのが『火』(怒り/原動力)なんですね。水が何によって生まれるかと言えば、火(日)が水を蒸発させることによって雲ができてそれが雨になって地上に降り注ぎます。

このメグリを特に”ムスヒ(結び)”と呼びました。(火と水が調和してますよね)

男性原理である『火』が、女性原理である水面を照らし水は巡る。どちらか一方が正しいわけでも優れているわけでもありません。両方が必要ですし両方が尊重される必要があります。日本神話はそういう風に書かれています。

男性と肩を並べたいとか上回りたいとか優位に立ちたいとか、そういうことを考えた瞬間に既にそこには”ムスヒ(結び)”の糸はなく『油』しか残りません。『油』は、なかなか乾かないので潤っているように感じますが、実は潤っているのではなく乾かないだけなので、ある種まやかしになります。

肌の新陳代謝をあげるのは化粧水(油)ではなくて、単純で清浄な水になります。


話を元に戻しますと、海底火山が噴火して島ができるとします。この場合、『火』(怒り)が噴出して『水』によってすぐに冷却される。そのパーセンテージが最高の状態と考えられたから、古代大和で島は信仰されたんですね。

そもそも日本列島は水に囲まれた島国でありますから、母系社会なんですね。

だけど戦後、ジェンダーフリーなんていうものが流入してきて、変質的な被害者意識が蔓延して、日本社会の女性原理が『水』から『油』に変わってるんですね。少子化にはこういう理由があります。

男性原理『火』は本能的に『油』を禁忌しますから、マッチングもなかなか進まなくなります。


なんとかしないといけないと思います。

この『水』と『油』の神話というのをもっと掘り下げないといけないかもです。

これからのテーマかもしれないですね。

書いてなかったですけど、火と水の統合の湯の項がある程度終わって、湯の中から剣(象徴としての)が出てくるイメージをもらってたから、それにたぶん『油』を塗るんでしょうね(笑)

でも普通、刀には油塗りませんよね^^;白いパフパフみたいなやつを塗ってるから、、、

多分なんかあると思います。刀とか剣に『油』(ガマ油みたいな)を塗る神事みたいなものが。探してみます。
たぶんサクヤ姫と関わっていると思います。




※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用



  
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  2010/12/05 [15:03] (Sun)
1昨日、横浜の伊勢山について書きましたが、賀茂氏のコウヤマ信仰が意外にも深く刻まれていて、新しいものが見えてきています。

神戸の甲山(古代名コウヤマ)を筆頭に高知のコウノモリ、伊豆の三倉山や大室山、伊勢の飯盛山、そして賀茂神社の神山(コウヤマ)。全て同じ信仰に基づいています。

この他、兵庫の丸山、大阪の五月山、香川の飯野山なども候補です。

全て、山脈と平野の境目にあるピラミッド型の小さい山がご神体になっています。いわゆる※神南備※です。


その最も原始的な形態として高知坐神社(玄松子の記憶)。よく間違いがますがコウチじゃなくてタカチです。

奈良に入って高市になりますが、元々、万葉集にも出てくる『高いところから知ろしめす』という天皇の隠語。つまり皇(コウ)なんです。神南備とコウ、女系天皇制(マリア信仰)はワンセットですね。

高知のコウノモリのすぐ南に斉明天皇稜のウクルス(クロス)山があります。サイメイのサイはユリのこと。そしてそこは古代、神河(三輪川)と呼ばれた仁淀川と古代合流しており、その合流地点に三輪紋の椙本神社があります。ダイコクさんは元々ここから出ているという伝承があります。

川を遡っていきますと/父・母・子/三位一体を祀った弥生時代から栄えた修験馬場/石鎚山があります。そしてその最河口域に牛頭天皇/牛尾の江、日本初の天満宮があります。

ですからおそらく伊勢山皇大神宮の大神神社は、本質的には奈良の三輪神社からの勧請ではなくて、元々並列な状態であったと思います。サイ神社はユリであると思いますし、元々、サイノカミ/サエノカミ(道祖神)は女神であったかもしれません。そしてアマテラスが猿田彦。入れ替わってますよね。。。


”知ろ”は白でもあり、城でもあり、ヨリシロの代でもあります。

白は白山姫につながり、城は弥生時代の権力構造につながり、ヨリシロは国栖たちのイワクラにつながります。


笑い話のような話しですが、高知にはコウイタ山という山があって、なんでそんな名前がついたかいうと”コウ(皇)が居た山だから”という伝承があります。それだけなら話はそこまでですが、その山に三角形に詰まれた巨石遺構があり、それが安徳天皇稜だというから問題は深刻です。

東には剣山、南には神通寺という巨大古代寺院跡があり、すぐ隣は※いざなぎ流※の物部村です。


それが結局、何につながっていくかというと但馬のコウノトリですね。

さらにいうとコウ(皇)が鳥になって飛んでいく、これこそ白鳥伝説の根源であるような気がします。つまり高い所から知ろしめした皇(タカチ)が元の場所に還るということです。

但馬は水鳥埴輪の最大出土地です。

そして、そこは豊受大神の土地。


元々、イシュタルを祀っていた伊勢内宮の地にアマテラスとして猿田彦(太陽神orルシファー)の神格が載せられて、イシュタル/アテネが軽視されたため葛城系の伊勢度会氏が外宮として豊受大神(イシュタル/アテネ)復活。

たぶんヤマトタケル伝説も、本当はヤマトサユリ伝説だったんではないでしょうか。いわゆる※マリア昇天※。

だから熊野奥の院が淡路のユズルハ山。そして斎宮の西宮にユスルハ嶽(六甲山)。

ユスルはユズル(譲る)だから、国譲り。全部辻褄が合いますね。

そもそも日本の古代天皇制は女性天皇の伝統が根強く、新しい文化と思われていた中国の男性皇帝に引け目を感じていたらしく、男性のフリをして書を送ったという逸話もあったはず。

思わず横浜の伊勢山でサクヤ姫から桜のインスピレーションを頂いたという話しでした。


ということで MAX - TORA TORA TORA です。埋め込みできないのでリンクでどうぞ♪

元々(英語だったかな)洋楽テクノの原曲が好きでかなり聞いてましたが、MAXバージョンもすごくいいです。

寅年ももう終わりなので、最後にトラトラトラを叫んでください(笑)

トラトラトラ※は、真珠湾攻撃の成功電信でもあるので、微妙な感じですが、聖徳太子と物部守屋とのやり取りのことでもあるので、結構、関わりがあると思います。近々、守屋関連の調査にも行く予定ですし。

それでは、皆さん師走で忙しいとは思いますが、こういう時こそ、ゆったりと過ごしてください。



※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用



  
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  2010/11/29 [22:16] (Mon)

今、大国主文化圏と天照文化圏の比較文化研究を進めていますが、前々回の御厨神社(ミクリヤジンジヤ)から※御厨人窟(みくろど)※へとつながってきています。

御厨※とは台所の敬語表現ですが、明石の御厨神社に朝日として天照大神、夕日として豊受大神が祀られているのは非常に象徴的であると思います。

つまり、保食(うけもち)神としての性格が夕日として表れているからです。また御厨は皇室や伊勢神宮直轄の荘園なども意味しますから、古神道においては非常に重要な土地ではなかったかと思います。

ただ、御厨人窟(みくろど)には神明窟があり、そこにオオヒルメが祀られているのはある意味、衝撃的であると思います。

六甲山系では【オオヒルメ=天照大御神の構図】は暗に示されていますが、神明とオオヒルメをつなぐ祀り方は存在しません。

つまりこれは何を意味するかと言うと、大国主文化圏の【神明宮=オオヒルメ】が伊勢に根付いて【神明宮=天照大御神】になったということではないかと思います。

御厨人窟(みくろど)は、空海が金星を食べた場所でもあり、近くのホツミサキ寺は星の頂点という意味ですから(それがなぜかといえば日本で最も尖った半島であるから)、金星を考える上では非常に重要な聖地といえるでしょう。

金星およびルシファーは、丑寅の金神として江戸末期まで民衆に恐れられていましたし、伊勢神宮内宮の元宮は朝熊山山頂の金剛證寺(こんごうしょうじ)であると思われます。金剛證寺の起源は欽明朝の明星堂ですからこれも金星なんですね。

金星の女神はイシュタルであり、これが”天の牛”と関わっています。高知県中央部の子宮型内湾の山によって門のようになっている両岸のすぐ北側がそれぞれ牛尾の江(潮江/吸江)と呼ばれています。

西側の牛尾の江には※菅原高視※が居つき、東側の吸江は五台山とされ※夢窓疎石※(むそうそせき)などが居つきました。五台山には5つのピークがありそれぞれに巨石遺構があるようですからこの山が聖武天皇の時代に中国の五台山に似せて名を冠せられる前からなんらかの信仰があったのは確実であり、それは10世紀ぐらいまで確実に引き継がれていたのだと思います。

以前にも書きましたが菅原道真が左遷されたり不遇の目にあったのは朝廷内部で北極星や金星の星信仰を敵視する考え方が出てきたためであり、その結果、日本神話からは星神が消えました。ひとりだけ※天津甕星※(あまつみかぼし)が出てきます、悪神として。。。


話を元に戻しますと、その牛尾の江は、日吉大社の牛尾山ともつながります。

以前、琵琶湖の子宮型祭祀のことについては書きました。

琵琶湖から瀬田川のサクナドを通って宇治から淀川へと流れ大阪湾へと注ぎます。

四国においては西日本最高峰の石鎚山と西日本で2番目に高い剣山に水源を発した2つの川が古代、高知県中央部の子宮型の内湾に注いでいました。戦国時代に流砂によって内湾の一部が埋まり人工的に埋め立てられるまでは内湾に七つの島が北斗七星のようにあったとも言われています。

このような信仰は、琵琶湖や伊豆七島の文化とつながります。これがおそらく国栖(国津神)たちの信仰であり、出雲と呼ばれる古代文明の基層です。

それは決して古く土着の信仰ではなく、むしろオリエンタルな色彩が非常に強く、さらにはそこに縄文色も強く反映されていた世界に類を見ない奇跡的な文化でした。


古代メソポタミアでは陸と海の生殖などが信仰されましたが、バビロニア文化などの変遷を経て、そのような古メソポタミアの文化は、日本に流入してくる時には既に無くなっていたのですが、日本の縄文と結合することによって、バビロニア以後のメソポタミアに起源を発する文化たちが急速に古メソポタミア化していったような感じになっています。

シュメール人は、黒髪で背がそれほど高くはなく、黒い瞳であったと言われているので、おそらくは日本の縄文人となんらかの深い文化的結合があったと思われるので、そこから派生したメソポタミア文化が日本に入ってきたときに、先祖ガエリするというのは自然な流れであるとは思います。


なぜこんなことを書くかといいますと、その古い時代の信仰は、<神/自然/人>がうまく調和しながら美しく生きていたわけであり、かなりのLOHASであり、エコな社会でした。

権力の集中もそれほど強くなく、どちらかといえば分散型であり、現代の日本社会が見習うべきところがたくさんあります。

生贄や人柱もありましたから手放しに古代礼賛というわけにはいきませんが、普通に山ノ神を敬い、普通に川の神に感謝し、普通に海の神に祈りを捧げる社会に少しずつ戻ればいいかなとか思います。


ひとつの山間のお寺に何十もの宿坊があり、何千人もの人々が常時滞在していた馬場が全国に無数にあったのが日本の本当の姿です。明治時代に入ってここ150年ほどで急速に廃れましたが、それ以前は何千年もの間、存続していました。


その150年のブランクを埋め、元あった形で子や孫に継承していくというのが、現代に生きる私たちの義務であり、使命であると思います。



何回聞いても泣ける 今井美樹 さんの 『 PRIDE  』 です。

作詞はだんなさんの布袋寅泰さんです。恵比須・大黒天がでてきて布袋サンも出てきました。

そうすると弁財天は、オオヒルメでありセオリツでありイザナミでしょうか、、、日本の信仰ってほんとに面白い^^知れば知るほどPRIDEが持てますよね、自分の国に。

でも先走れば先走るほど日本という国は<自由と孤独>の両方を与えてくれます。それほど懐が深いです。歌詞通りですね!






※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用



  
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政治/経済、宗教/哲学を基本としながら市民活動やスピリチュアル活動など、広範囲に動いております。行動範囲は今のところ、東は茨城県から西は中国四国地方までです。特に修験色の強い山間部の地域活性化に興味があります。該当自治体の担当者の方からのご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
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