過日、訪問しました奈良の治水に関して気になることがあり、書きます。
関西唯一のストーンサークルがあった丹生川上神社上社の元宮ですが、現在は大滝ダムの中にあります。
この大滝ダム建設の理由というのが伊勢湾台風であったらしいです。
実は日本の防災システムもこの伊勢湾台風を機に抜本的な見直しを迫られ、現在の災害対策基本法に基づく防災体制がつくられたようですが、古代の認識から言えば、状況はさらに悪化しています。
伊勢湾台風が起こったのは、むしろ水があるべきところに流れていないことから発生しており、今日の奈良のように至る所にダムを建設するのは、水害の恐れをさらに高めていると言ってもよい状況です。
私たちのチャネリングによると大台ケ原水系配下の龍神は水を激しく欲しており、このままでは激しい水害を引き寄せてしまうような感じになっておりました。
過去、おそらくは若狭から大台ケ原周辺まで水害を最小限に抑えるために『真のお水取り』が行われていたようですが、東大寺にその機能を奪われ、瀬織津姫が封印されたことによって、本来あるべき水量が奈良の川から失われたようです。熊野でも最近は水量が減っていると聞きます。
本来、川は上流から下流へと流れることによって、天と大地の調整を行っています。それを途中で止めてしまったり、杉を異常に植林し過ぎたり、あるいは杉が売れなくなったからといって間伐を怠ると山が死んで、地すべりや鉄砲水が簡単に起こるようになります。
奈良の治水を見ていますと、山師が少ないのではないかと思います。山師が少ないとゼネコンの公共事業票に負けてしまうので、あっという間に山が死んでいきます。むしろそのことが伊勢湾台風のような巨大台風を呼び寄せる遠因を生み出しているのではないかとも思います。
関西は関東の真似をして都市基盤をこれ以上拡大すべきでないと思います。違う繁栄のあり方があるはずです。これ以上高速道路とトンネルを造るととんでもない災害が起こるようになります。東京でも遂に高尾山に手を出して龍神の逆鱗に触れていますが、京都・奈良の都市計画はその危険水域をはるかに越えています。この件に関しては独自に何かやらなければと考えています。
本来、水の信仰を持って日本を治めていかなければいけない地が、国家の公共事業の餌食になっているのは誠に悲しいことです。
奈良の山間部に住む方々が古代の水分の思想を取り戻さないと日本全土に瀬織津姫のエネルギーを持っていくのは難しいと思います。それだけ大台ケ原周辺は水のへそです。それは同時に巨大水龍の住処であるということも意味しています。
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