前回の日本の古語に残る男性形、女性形からの続きで、サスラヒ・サスカヒのヒガサス神がペガサスとつながるという話ですが、全く無関係というわけでもなさそうです。
ペガサスのぺガは泉を表しているようです。詳細は下記ページ
ペガサス(たまねぎ地獄)
***引用はじめ***
ギリシャのヘリコン山が、どういうわけかどんどんその高さを増していき、天界へと届きそうになった際、ペガサスが現れて地面をしたたかに蹴りつけて、ようやく元の大きさに戻ったと言います。この蹴りつけた跡は蹄の形に割れて、そこに水が湧いてヒッポクレネHippocrene(馬の泉)という水源になりました。
このヒッポクレネの水は、芸術家や預言者たちの力の文字通り「源泉」となり、ムーサイ(ギリシャ神話の芸術の女神たち、ミュージックMusicの語源)もこの泉からそれぞれの力を得たと言われています。泉の周りで舞い踊るムーサイの姿はしばしば絵画のモチーフにもなっています。
***引用おわり***
かなり関西のインスピレーションと重なっていますので引用します。
上述のヘリコン山というのが、自分が幻の琵琶湖の山として受け取っているインスピレーションと同じで白山姫の山です。ペガサスが踏んづけて琵琶湖の湖底に沈んだようなインスピレーションです。
これよりも以前に踏まれたのが三角地帯の真ん中のヒワコで泉の真ん中にムーサイではなくホーライと呼ばれる島があり、冬至の日の出の方角に細長い地続きの陸地があり、その地形が宗教の『源泉』になっていたのではないかと思います。
厳島信仰や鹿島信仰、そして天の橋立などは、このホーライをモデルにしているではないかとさえ思います。フランスのモンサンミシェルなんかもそうですね。ムーサイがmusicならば、ホーライはまさにホーリーであり、聖なるものの源泉だったのではないでしょうか。
サスラヒとスサノオが合体し、ペガサスになって水が出てくるところを探しているかのようなのです。どこかで足がずぼっとはまるところがあると思いますが、そこからセオリツヒメが出てくるのです。それで泉が湧き、泉が川になり天の川になるのです。(赤のサスラヒは丹生や丹塗の矢、天河弁才天と関係があり、関西の赤に対する思想の根底にはひとつの大きな思想の源流があるような気がします)
そこにゼウス(白鳥)がやってきて、赤のサスラヒ(レダ)とともに天に帰り(紅白)、残された黒のサスカヒ(スサノオ・ひこぼし)が白のソフィア(おりひめ)に逢瀬を果たす、ということです。
ギリシャ神話を用いると謎が解けていくというのは不思議なことです。
この4人の複雑な4角関係ですが、サスカの紋様としてアイヌや琉球の人たちに受け継がれたようです(下記ページを参照)
アイヌと琉球人の源流(浅川嘉富の世界)
日本各地の巨石に刻まれているバッテンもおそらくは、このベガたちの物語でしょう。
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