東大寺お水取り
本来、この禍事・罪・穢れを流すお水取りは祓戸大神の仕事であり、東大寺お水取りのそもそもの起源になっています竜穴で祓いを行っていたというのは、おそらくは祓戸四神の祓いを行っていた葛の人たちでしょう。
後の世では朝廷から『岩に住みつく野蛮な土蜘蛛たち』と揶揄されましたが、結局、奈良のお水取りはその土蜘蛛たちが古来より行っていたものです。
現時点ではなぜ若狭の水を大台ケ原まで持っていかなければならなかったのかわかりませんが、少なくともその土蜘蛛の人たちの祭祀の半分が東大寺に引き継がれているのは明らかでしょう。
しかし、現在のような時世になっても、社会に対して禍を洗い流す浄化の宣言を行わないのは、もはや東大寺に祓戸大神の力は宿ってないと考えるのが自然です。
この祓戸の力を持って、全国に国分けが行われ、各地に国分寺が建立されたのですが、その国分寺を享受できた各地域の信仰の基層に既に瀬織津姫が宿っていたことは言うまでもありません。
みそぎ・祓いには水が必要なように瀬織津姫の波としぶきはみそぎを行う上で欠くべからざるものであったと思います。
それは同時に葛や土蜘蛛の人たちが私たち日本人の真の祖先であるということを証明しています。
そもそも日本の仏教伝播は畿内から地方に広がったわけではなく、地方が独自に取り入れた仏教を統制するために朝廷の仏教は興ってきました。これはほとんど研究がなされていない領域ですが、廃寺跡と瓦を調べていくと驚くべき事がわかってきます。
これだけとってもみても日本の正史というものがどれだけ捏造されているかがわかります。
聖徳太子が実在しなかったという説もありますが、今回、関西巡礼で空海でさえ捏造されたのではないかと感じさせるようなプロパガンダに行き当りました。
朝廷が聖徳太子像を利用してシビリアンコントロール(文民統制)を容易にしていたというのは最近至るところで指摘されています。
弘法大師は四国にあってはそれはありませんが、畿内ではかなりプロパガンダ的要素を強く感じました。それだけ白村江の戦い以後渡来してきた人々と古来より住まう人たちとの王家を巡る熾烈な争いがあったということでしょう。
今となってはどちらか一方を、ということではなく、皆で縄文を取り戻さないといけないと思います。
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