今度の関西行きに関して関西のヤタガラスシステムにも書きました、白髭(白髭神社の白髭大明神)のエネルギーですが、『若い頃に戻りたい』というのは、どうも若狭と関係があるらしく、サの神が若返るという意味にもつながってきます。
白髭(浦島太郎)が若返るというのは、玉手箱の煙(八雲)を消し去り、亀が海に帰っていくということのメタファー(隠喩)です。おそらくは琵琶湖が亀であり、その亀が若狭を通して何らかの移動を開始するのではないかと思います。
そして、鶴が(敦賀)戻ってくるのです。浦島太郎を白髪にした亀は海に還り、鶴の恩返しで去っていった鶴がかえってくるのです。男性神・女性神が巧妙に摩り替えられているように、鶴と亀も摩り替えられているのです。
蓼科山と白山、そして白髭あたりの地下がものすごく連動しているということは書きましたが、この地下からのメッセージというのは、どうもサの神とも関係していて、ほぼ地下世界のプレートからのメッセージであると思います(もしくは何かメッセージを発するグループや巨石があるのではないかと思います)
滋賀県大津市に佐久奈度神社という神社がありますが、ご祭神ページに速佐須良姫尊という神がおり、地底の神と書いてますが、おそらくこの速佐須良姫が蓼科山と白山と琵琶湖の地底、そして吉野・熊野の地底のことを教えてくれていると思います。
佐久奈度という名は明らかに諏訪のミサヤマ信仰とつながっており、柳田がミシャクジと称したものともつながるでしょう。
地底の黒、マグマの赤は、本来、地底に存在し続けるべきものですが、火山の噴火によってそれらは地上に現れます。しかし、地上の創造はその地下世界のお産によって支えられているのです。
そして、下記ページにはこの神社が天智天皇派によって造営されたと書いています。
3、佐久奈度神社(堀貞雄の古代史・探訪館)
私もドラゴンアナスタのほうで鶴と剣と月という記事を書き、天智天皇と法隆寺について書きました。どうやら天智天皇は月王子でもあったらしく、太陽と月という陰陽道を思想的バックボーンに持ち、物部祭祀とも結合し鶴を信仰していたような痕跡があるのです。
それが聖徳太子の星信仰と相容れず、法隆寺焼き討ちへとつながり、天武天皇は対立していたこれらの日・月・星を三種の神器で統合したということなのです。しかし、この時に大地へと捧げていた祈りが急速に軽視され、現人神信仰が徹底されていったようなのです。その結果、天武朝では巨大地震・白鳳の大地震にみまわれ、天武天皇自身は祟りで崩御されたかのような記述が見えます。
地底(速佐須良姫)からのメッセージは天智朝までは重視されていたようで、渓谷が鶴の足と認識され、地底からのメッセージを最も受け取りやすい場所として重要視されていたようです。
これはシュメールの淵から龍神が生まれるという信仰と習合しやすい信仰なので、日本でもかなり広範囲に受け入れられたのではないでしょうか。
しかし、サスラ姫とはよく言ったもので、この姫のメッセージは、ほんとうにサスラウというか、地底を駆け抜けるので様々な個性というものを次々と超越していきます。日本語のサスラウというのはほんとにそうなのかもしれません。
サスラっていると自分という個性が消えて、花鳥風月の中に魂が埋没していきます。西行も種田山頭火もそのような状態を心地よしとしたわけであり、日本人のジプシー的心性の源かもしれませんね。
5月2日 ワーク&個人セッション in 京都
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