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古代神や古代聖地をご紹介し、神仏基に対する信仰を再生して頂くお手伝いをしています。
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  2009/04/17 [12:11] (Fri)

今度の関西行きに関して関西のヤタガラスシステムにも書きました、白髭(白髭神社の白髭大明神)のエネルギーですが、『若い頃に戻りたい』というのは、どうも若狭と関係があるらしく、サの神が若返るという意味にもつながってきます。

白髭(浦島太郎)が若返るというのは、玉手箱の煙(八雲)を消し去り、亀が海に帰っていくということのメタファー(隠喩)です。おそらくは琵琶湖が亀であり、その亀が若狭を通して何らかの移動を開始するのではないかと思います。

そして、鶴が(敦賀)戻ってくるのです。浦島太郎を白髪にした亀は海に還り、鶴の恩返しで去っていった鶴がかえってくるのです。男性神・女性神が巧妙に摩り替えられているように、鶴と亀も摩り替えられているのです。


蓼科山と白山、そして白髭あたりの地下がものすごく連動しているということは書きましたが、この地下からのメッセージというのは、どうもサの神とも関係していて、ほぼ地下世界のプレートからのメッセージであると思います(もしくは何かメッセージを発するグループや巨石があるのではないかと思います)

滋賀県大津市に佐久奈度神社という神社がありますが、ご祭神ページに速佐須良姫尊という神がおり、地底の神と書いてますが、おそらくこの速佐須良姫が蓼科山と白山と琵琶湖の地底、そして吉野・熊野の地底のことを教えてくれていると思います。

佐久奈度という名は明らかに諏訪のミサヤマ信仰とつながっており、柳田がミシャクジと称したものともつながるでしょう。

地底の黒、マグマの赤は、本来、地底に存在し続けるべきものですが、火山の噴火によってそれらは地上に現れます。しかし、地上の創造はその地下世界のお産によって支えられているのです。


そして、下記ページにはこの神社が天智天皇派によって造営されたと書いています。

3、佐久奈度神社(堀貞雄の古代史・探訪館)

私もドラゴンアナスタのほうで鶴と剣と月という記事を書き、天智天皇と法隆寺について書きました。どうやら天智天皇は月王子でもあったらしく、太陽と月という陰陽道を思想的バックボーンに持ち、物部祭祀とも結合し鶴を信仰していたような痕跡があるのです。

それが聖徳太子の星信仰と相容れず、法隆寺焼き討ちへとつながり、天武天皇は対立していたこれらの日・月・星を三種の神器で統合したということなのです。しかし、この時に大地へと捧げていた祈りが急速に軽視され、現人神信仰が徹底されていったようなのです。その結果、天武朝では巨大地震・白鳳の大地震にみまわれ、天武天皇自身は祟りで崩御されたかのような記述が見えます。

地底(速佐須良姫)からのメッセージは天智朝までは重視されていたようで、渓谷が鶴の足と認識され、地底からのメッセージを最も受け取りやすい場所として重要視されていたようです。

これはシュメールの淵から龍神が生まれるという信仰と習合しやすい信仰なので、日本でもかなり広範囲に受け入れられたのではないでしょうか。

しかし、サスラ姫とはよく言ったもので、この姫のメッセージは、ほんとうにサスラウというか、地底を駆け抜けるので様々な個性というものを次々と超越していきます。日本語のサスラウというのはほんとにそうなのかもしれません。

サスラっていると自分という個性が消えて、花鳥風月の中に魂が埋没していきます。西行も種田山頭火もそのような状態を心地よしとしたわけであり、日本人のジプシー的心性の源かもしれませんね。


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無題
先週の土曜日、大分の九重町にある「つり橋」へ
家族で行きました^^
5年くらいで、建設費を取り戻す計画が、1年で済んだという人気で、あんな山の中に、アジアからも欧米からも人が沢山集まって、高い崖のつり橋をただ渡っていて、不思議な気持ちになりましたが、橋を渡ると「北方」という地名でそこに「白鳥神社」がありました。・・・だから橋を「つる」んだーと
思ったら、響さんと天音さんを思い出しました☆
南側に何があるのか、解らないけれど。
スミレ 2009/04/17(Fri)【20:48】 編集
Re スミレさん
スミレさん、こんにちは。

日本一のつり橋だそうですね!
「白鳥神社」は近江からの勧請らしいですが、そちらにには『白崩え』という古い認識もあるらしくて、これは龍が崖を這い上がって羽毛のケツァルクアトルになるという葛城氏系の世界解釈とものすごく似ています。

九重の古層にはものすごく古い信仰が残っていますね。もしその信仰が宇佐神宮の古層にある北辰(北極星)信仰とつながるようでしたら大変なことになりそうですね。龍が飛龍になって鶴(シラトリ)に変化して北極星を守護するというのは、天帝思想そのものですから、楽しみです。

また色々と教えて下さい。
hibiki 2009/04/18(Sat)【10:46】 編集
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政治/経済、宗教/哲学を基本としながら市民活動やスピリチュアル活動など、広範囲に動いております。行動範囲は今のところ、東は茨城県から西は中国四国地方までです。特に修験色の強い山間部の地域活性化に興味があります。該当自治体の担当者の方からのご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
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