小学校に上がる前に車に撥ねられました。
全然その時の記憶がないのですが、私を撥ねた運転手の方が『コンクリートブロックの角に後頭部をぶつける前に手が後ろ向きに出た』と言ってました。
人間の筋肉というのは、すべて脳がコントロールしているわけではありません。それぞれの筋肉が意志を持っています。武道の真髄とは、それぞれの筋肉の自由を認め、それを解放することです。(ここでいう武道とはタケルの道、5と10の道、男性性の極限を目指す道を意味します)
人間はほとんどの場合、自分の身体を支配できる、コントロールしていると思っています。また、自分の人生をも支配・コントロールしていると考えます。でも現実はそうではありません。
だからこそ、皆、自分のうまくいかない人生を嘆き悲しみます。
そもそもの間違いは、コントロールできると錯覚している自分にあります。
日本の道においては、自分のそれぞれの筋肉を信頼することが頂点に立つための条件になると私は感じています。信頼されることによってそれぞれの筋肉は自由を与えられ、自由度の高い活動を広げることができます。
これは人間の組織においてもそうであり、筋肉反射を信頼してあげることが強固な組織形成のための絶対条件になります。
人間の体内の中で脳は絶対的な存在ではありません。筋肉と並列な存在です。ただ機能が違うだけです。
何が言いたいかといえば、人間が選択する選択肢は現象の中では1%にも満たない狭いものであり、残された99%は筋肉反射です。
昨日と同じコトを繰り返し同じ思考の中にいるということは、その1%の中に存在し続けていることを意味し、毎日99%の可能性を捨てているということになります。(何かをやり続けるということはとても大事なことですのでそれを否定しているわけではありません)
つまり、それは自分の身体は自分の脳がコントロールしていると思い込んでいる状況と同じなのです。
メタファーを受け取る能力は、この99%(ククリ)の可能性を絶対的に信頼しているかどうかに左右されます。
私は誰かより勝っているわけでも優れているわけでもありません。ただ、皆が日々捨てている99%の可能性を信じているだけのことです。それは冒頭の事故の影響が強いです。自分の筋肉や脳、可能性に絶対的な信頼を置いています。自分以外の存在として。
先日行われた日本-オーストラリアのサッカーアジアカップ決勝戦でも、筋肉反射を信じた日本が勝ちました。FIFAランクでも実力でも両チームは互角です。
そのような状態の時に金/琴/言(コト)が見えやすいです。
理想や信頼、愛というのは通常、目には見えません。しかし極限の状態の時に火花を散らして見えてきます。現象として人間の目に見える形で現れてきます。
太陽が昇る瞬間、沈む瞬間、金色になります。昼と夜を分ける極限の状態だからです。
その極限の状態を常に維持する巫女から発せられる言葉をコトダマと呼びました。
先ほども言ったようにコトの裏側にはそれぞれの要素に対する絶対信頼があるので、民衆は自由度の高い活動をすることができます。
これが、われわれ日本人が古代に持っていた自由/平等/博愛の政治システムです。
思い込みや偏見、既成概念にとらわれなければ、人間には金が降ってきます。
夢を持つにはなかなか厳しい世の中ですが、頑張って参りましょー
※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用
お問い合わせ
イクド・ルシェルの本サイトです↓どうぞご覧くださいませ。
ラビングアースもよろしくお願いします♪
† Copyright(c) † Fantasy Stone Ygg de Le ciel †
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |