問題は善悪が判断できないというよりは
主体性がないということなのです。
道元禅師が『正法眼蔵』で語った” 随所に主となる”
これが抜け落ちているということでしょう。
ノン・ジャッジメントを主張する人々は常に受け身なのです。
社会を形成する主体が自分以外のどこかに存在していて、その存在からフォーギブネスされること。それが思考回路に焼きついています。
しかし、真の意味で癒された人間は存在の主体を自分以外の場所には置きません。これがセンタリングであり、自分の中に神を立てるということです。
例えば
アメリカが世界を動かしているとか
日本政府が社会を動かしているとか
政治こそが国を動かすとか
有名な知識人が社会を作っていくとか
こういうことを感じる方は自分の中に芯が立っていない証拠なのです。
社会、世界を創っているのは私たち自身なのです。
その深い自覚があれば日本版ノン・ジャッジメントなるものは唱えられないはずです。
日本版ノン・ジャッジメントは誰かを救済するのではなく、常に自分が許されたいがために唱える思想です。
本気で社会的弱者を救いたいと主体的に考えているならば、ジャッジしないなどという言葉は出てこないでしょう。
自分以外の存在に主体性を与え、全てを受容しようとする態度は、ジャパニーズスピリチュアルが立ち上がってきた時の”自分と向き合うというスタンス”とは正反対のものです。
自分と向き合わないことによって何が起きるかというと『誤魔化し』、『まやかし』が起きます。魔がどんどん差し込んでくるのです。
フォーギブネスは愛の一部ですが全体ではありません。
叱られて殴られて何かに気づいたことがないのでしょう。
なぜなら愛を奪って生きていく構造が染み付いている場合は自分に対して否定的な反応をしめすものは真理であるはずがないと感じてしまうからです。しかし、本当の愛とは叱っても殴っても真理をわからせようとする行為なのです。一方、無情とは叱らない殴らない関知しない認知しないことです。
叱られないことを受容と勘違いするのは現代日本人の大きな特徴です。
むしろ認知されず叱られないほうが愛を奪う行為なのです。
許されたいと思う衝動は自分以外に存在の主体があります。
これはほとんどの場合、親であるでしょう。
この親に存在の主体を置いている場合は
つまりは親離れができていない、まだ成人できていない子供なのです。
存在の主体を親から自分に取り戻す、これが成人するということです。
社会人になるということです。
真のフォーギブネスとは
主体を自分に取り戻すために
自分で自分を許すことなのです。
自分以外の誰かから許されることではないのです。
ですから存在の主体を自己以外に置くヒーラーが社会的にヒーリングを施術などしてはいけないのです。まず親離れすることが先決でしょう。
こんなことは本来、親が子供に教えていかなくてはならないことですが、そんなことさえもできない親が増えています。
私もこんなことまで書くハメになるとは思いませんでしたが(笑)
人間否定をしているわけではないということを理解して頂く必要があるでしょう。
成長を促しているのです。やれば誰にでもできることです。人生は何度でもやり直しがききます。あきらめなければ何かを掴み取ることは100%できます。
弱さや甘さを助長するのは『主体性の放棄』です。
愛とはフォーギブネスされることではなく、主体性を促すことなのです。
幸福はフォーギブネスで掴み取ることはできません。
フォーギブネスはあくまでも成人するまでの愛の注入に過ぎません。
フォーギブネスで癒された後は愛を持って主体的に生きていく。
これが幸福につながるのです。
今まで私たちもLoving-earth でフォーギブネスを前面に押し出して営業してきましたが、それが愛の全てであるかのような誤解が生まれつつあり、それと同時にフォーギブネスされ続けた人たちが罪の意識をもフォーギブネスしつつあるというとんでもない領域に踏み込もうとしているので、次の段階である『主体性獲得』のほうに重心をシフトさせていっております。どちらか一方ではなく両方が必要です。段階が違うというだけなのです。
主体性を養う芯の御柱建てはLoving-earth へ
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