ひと昔前の日本社会には、口うるさいおやじがひとりならず何人かはいました。酒に酔っ払いフラフラしながらも正しいことをガツンと言うのです。もっと不良になれ、とか、もっと喧嘩しろ、だとか、悪い事は若いうちにやっておけ、とか色々と言うのです。
こういう口うるさいオッサンには芯が通っています。なぜなら、一般的な社会常識とは違うことをはっきりと断言するからです。その確信の奥に何があるかというと神があり信仰があるのです。しかし、そういう人たちは宗教に入ったり、誰かと行動をともにすることもあまりありません。和して同ぜずの感覚を深く認識しているからです。
世の中は、TVや雑誌で言っていることだけを信じるボッチャンジョウチャンの優等生の世になっています。優等生だけが集まるとダークサイド落ちが始まるのです。
口うるさいオッサンは元々『選ばれし者』になるということは前提にありません。自分が悪を請け負って周りの者を善に押し上げているのです。この深い精神性を知るものは今となってはほとんどいないでしょう。地域社会が崩壊し、マスコミによって本物の光は攻撃され、個人主義社会が『選ばれし者』を渇望する人間を大量生産しているのです。
西洋ではこの問題を解決するために、巨大な人工宗教が編み出されました。教祖に忠誠を誓い懺悔すれば、ひとりのGodから愛が与えられるのです。その愛が欲しいがために信者はさらなる忠誠と懺悔を行います。こうなってしまうと自分の中に芯を建てるということがどういうことかが認識できません。
口うるさいオッサンは単なる懺悔をしない無法者なのです。
1990年頃からバブル崩壊を受けて新自由主義という思想が日本に大量に流れ込んできました。この時に個人主義を礼賛する土壌が耕されました。日本のニューエイジャー第一波はこの頃に興っています。手放しでアメリカを礼賛する思考停止の人たちです。
現在、アメリカは自由と民主主義の連呼で完全にダークサイド落ちしています。
若者が立ち上がり奮闘していますが、アメリカの闇は深い。なぜなら今回のアセンションは支配を手放すのがテーマだからです。先日、ビッグ3のCEOたちが自家用ジェットに乗って公的資金注入の会合に参加して国民から大ブーイングを受けたのは記憶に新しい。新自由主義の聖書にはお金を手に入れる方法は書いてあっても、お金がなくなった時の身の振り方が書かれてないのです。
これがいかに聖書として不完全であるかは、誰にでも認識できることだろうと思います。(ひとりのGodに洗脳されていなければの話ですが)
遠くの偽聖書に憧れるよりも近くの本物のライト(口うるさいオッサン)に目を向けることが必要でしょう。
マニュアルを盗用し鼻息を荒げる優等生たちが先頭に立って乗り切れるほど、今回のアセンションの波は穏やかではないのです。
誰に力を与えるかによって、自分たちの未来が変わってくることも深く認識しておく必要があるでしょう。悪を請け負うものか、善を連呼するものか、本物の輝きとメッキの輝きを峻別する眼は誰にでも備わっているのです。自分が切り離されるのではないかという怖れを克服し、真に正しいものはなんなのか、という真理を探求する心を持ちましょう。
そうすることによって心眼は開き、天啓が聞こえてくるのです。
『天は自ら助くる者を助く』
サミュエル・スマイルズ
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