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  2010/10/15 [11:42] (Fri)
最近アメリカ哲学の影響で”良い悪いはない”という教義が結構、日本にも蔓延していて、これに対する私のスタンスなど書いておきますね。


私の友人にもこの”良い悪いはない”哲学を持っている人はいます。

でも私が仲良くしているのは”良い悪いはない”を実践している人たちになります。

どういうことかと言いますと

良い悪いはない”をおもむろに主張することは、”良い悪いがある”と考えている人たちを否定することにつながります。

私は”良い悪いはない”時もありますし、”良い悪いがある”時もあると思うので、両方アッテいいんじゃないの?って思ってます。

ほんとの意味で”良い悪いはない”というのはそういうことだ私は思います。だから私はことさらに”良い悪いはない”ということを主張しません。なぜなら、”良い悪いがある”と考え社会正義を貫いている友人のことも好きだから。


Aさんは、”良い悪いはない”を主張して、”良い悪いがある”と考え社会正義を貫いている人と交流がありません。

Bさんは、、”良い悪いはない”を主張して、”良い悪いがある”と考え社会正義を貫いている人と交流があり、彼を援助しています。


この両者の間にある違いはなんでしょうか?

そうです。そこに愛の実践があるかどうかの違いがあるのです。

結局、”良い悪いはない”を主張しながら、”良い悪いがある”と考え社会正義を貫いている人と交流がないということは、”良い悪いがある”ことを意味していますから、そこに愛の実践はなくて、愛の理論しかないわけです。


だからそれは宗教になっちゃうんですね。

社会にはたくさんの考えを持った人たちが住んでいて、それぞれがそれぞれで違うわけですから、その違いを超えるためには、愛の理論(宗教)ではなく、愛の実践(哲学)が必要なんです。


だけど私は、Aさんを排除してBさんだけを受け入れているわけではありません。どっちでもいいんじゃないの?とか思います。ただ、Aさんが自分の主張だけを正当化している時は、それだけもナイヨ、っていうことは言います。


現代日本人はどうしてもひとつの考えに溺れる傾向が強くて、アメリカがイラク戦争の失敗で”そもそも善悪なんてないんだ”という境地に到達した時に、アメリカの聖書は正義は勝つから善悪はナイに書き換えられたんですね。

でも、それは単に聖書の中身が変わっただけで、ひとつのことを信じてしまう1神教的性格に変化が起きたわけではないんです。日本人もこれにどんどん引き込まれていっているので、ほんとうに困っています。


一部のアメリカ人(ヨーロッパにもいます)が、この状態をさらに超越して聖書そのものを捨てる宗教的段階に入っています。(真に多極的世界を目指すグループ)

それがどこへ向かってきているのかと言えば、 仏教 と オタク なんですね。

なぜなら、そこには愛の理論ではなく、実践があるからです。

もちろん愛の実践はキリスト教内部にも存在しますが、それは教義(ドグマ)を源としたもので、それぞれの内に存在する仏性(神なる光)を完全に引き出したものではありませんでした。

このブログでも何度も書いておりますように仏教の究極の姿は、経典を持たない”禅”であるので、それ自体が西洋人にとっては不思議なんですね。


でも!※アップ・ビートで行こうぜ! upbeatは、禅をルーツにしていますので、日本と世界の関わりは昔も今も結構、濃いんですね^^


結局、愛とは受容であり、自分とは違う異質なものをどれだけ受け入れるかなんですね。
(アキバに行くと異質なものだらけです、もう受け入れるしかないでしょ!)

私も小学生の時、”なぜうちの父親はこんなに怒りっぽいんだろう?”と思いました。でも父親はこういう人だからしょうがないネ!って思ったら全ては変わりました。結局、人を変えることはできないから自分が受け入れるしかないんですね。

母親についてもそう。いつもおかしなことを言うから、そんなこと言っちゃだめでしょ!って小学生ぐらいから説教してましたから。

結局、自立って父親と母親を客観視することから始まるんですね。愛してくれることが当たり前って思ってる内は何も始まらないですよ。感謝もできないですし。愛されることは特別なことだから。

父親と母親も自分の親である前に、ひとりの人間でしかないからね。子供のほうからも認めていってあげないと良好な親子関係なんていうのも無理だと私は思います。



父を受け入れ、母を受け入れ、家族を受け入れ、地域社会を受け入れ、国を受け入れ、世界を受け入れる。最初のとこでつまずいてたら最後まで行けないよ~


だからむしろ父親にはたくさん欠陥があったほうがイイというか、イイ父親であればあるほど子供が自分で考え判断し他者を受け入れようとしなくなりますから、社会に出て苦労すると思いますね。社会はイイ人ばかりじゃない。むしろおかしなことだらけです。

家庭の中でおかしな人がいれば、誰かを受容する愛の実践が出来ているわけだから外へ行ってもそれはできます。こういう考え方は今、非常に理解されないので、皆、大人になって苦労してますよね。

だから皆、大人になってから全てを受け入れてくれるパートナーを探すようになるんですね。それって幻想ですから。全てを変えるのは、自分が受け入れるかどうかだけの問題。

愛が欲しければ自らが進んで受容しなければならないんですね。



だけど、人はそれほど強くないから、傷付いた人がいれば全面的に受け入れてあげたいなというのはありますね。だけどそれだけではだめで、しっかりと自立しないと真の意味での自己実現とか幸福とかはないから、たまに厳しいことを言ったりするわけです。


まあ、でも色々言っても基本的に人を嫌うことがないから、お酒飲んで朝、目覚めると、たいがい忘れてるような感じですかね。


※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用



イクド・ルシェルの本サイトです↓どうぞご覧くださいませ。

    



 
 

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無題
結構、苦労されていたんですね。
批判的なコメント、時に罵倒ととれるコメントまで
書いてしまって、本当に申し訳ありませんでした。
Hibikiさん、スピリチュアルって何のためにあるんですか?
スピリチュアルは心を癒してくれますか?
私は癒されませんでした、
癒しってなんなのですか?
私にはわかりません、
本当に分からないんです。

親の影響は大きいですよ。
正直、自分が悲しくなりますね。
聖書に「善悪は無い」なんて書いてませんよ。
マザーテレサのように傷つけられることを恐れずに愛を示して生きなさいと書いてあります。
と、私は思います。
また批判的な意見でごめんなさい。
私は傷つけることではなく愛が欲しいです。
ボルトン 2010/10/15(Fri)【15:49】 編集
Re ボルトンさん
おはようございます!

>批判的なコメント、時に罵倒ととれるコメントまで書いてしまって、本当に申し訳ありませんでした。

大丈夫ですよ。全然気にしてませんから。
誰かにぶつけたい時もありますよね。

>Hibikiさん、スピリチュアルって何のためにあるんですか?スピリチュアルは心を癒してくれますか? 私は癒されませんでした、癒しってなんなのですか?

このような精神的な問題について皆が取り組もうとする雰囲気を生み出すのがスピリチュアルになります。

資本主義だけが蔓延した世の中では、その声を発することさえ許されませんでした。

>また批判的な意見でごめんなさい。
私は傷つけることではなく愛が欲しいです。

批判的なことも、愛が欲しいという現実も、決して悪いことではありません。あるがまま素直に表現されるところに神は降りてきますよ^^

そのままで大丈夫!ご自分を責められないでくださいね。素直さには美しさが宿りますので、どうぞそのままでゆっくり歩まれてください。
hibiki 2010/10/16(Sat)【10:24】 編集
無題
ありがとう。
私はHibikiさんの本名も顔もしらないけれど
こういう交わりって良いですね。
暖かい。
ボルトン 2010/10/16(Sat)【10:50】 編集
Re ボルトンさん
>ありがとう。私はHibikiさんの本名も顔もしらないけれど

私は、ボルトンさんが同じ日本人だっていうことを知ってますよ。だって日本語書かれているでしょ!日本人だけが大事なんていうつもりはないですけど、同じ民族にはやっぱり愛情は深いですよ^^

>こういう交わりって良いですね。暖かい。

察しと思いやりの文化は、日本独自の文化です。
っというふうに私はいつも理屈っぽいんです。
hibiki 2010/10/17(Sun)【01:19】 編集
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政治/経済、宗教/哲学を基本としながら市民活動やスピリチュアル活動など、広範囲に動いております。行動範囲は今のところ、東は茨城県から西は中国四国地方までです。特に修験色の強い山間部の地域活性化に興味があります。該当自治体の担当者の方からのご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
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