何度も書いておりますスピリチュアルコミュニティに関してですが、もうそろそろ『ひょっとすると今の社会体制は早晩崩壊するかもしれない』と感じ始めた方がいらっしゃるかもしれません。
今回の不況は、好景気・不景気が循環するというマクロ経済の原則には全くあてはまらない状況だということを認識する必要があるでしょう。
前にも書きましたが、今回の不況の出発点は『資本主義の限界』というテーゼです。
そこを超えなければ、不況は決して終わりません。
このまま資本主義を選択し続けて、私達は、そして地球は大丈夫なんだろうか?
そういう世界的な懐疑マインドの増加によって、今回の世界恐慌は起るべくして起っているのです。アメリカがゴールド(金融)からグリーン(環境)へと舵をきりましたが。これはどちらかと言えば賢明な選択ではあります。
しかし、最も重要なことは、何を契機としてグリーン(環境)の思想家が大挙として出現してくるか?です。
現在まで続いた資本主義の流れは、スコットランドの天才アダム・スミスが1776年に出版した『国富論』より始まっています。
資本主義思想は社会主義思想と双璧を形成し、戦争まで引き起こして、現在にまで至ります。結局は資本主義思想に軍配が上がったのですが、アメリカ合衆国が社会主義化していっていることに懸念を抱く人たちもいます。
アメリカのゴールド(金融)からグリーン(環境)への舵取りは本質的には第三の道ではなく、社会主義思想への舵取りなのです。
このような2つの経済思想が世界を動かしている中で唯一、日本だけがそれ以外のルートで成功をおさめました。
アダム・スミスやマルクスを取り入れながらも、日本経済思想の本質は石田梅岩と言って良いでしょう。世界における第三の道とはこの石田梅岩の道であり、日本古来の大和における経済思想であるということはほぼ間違いがないでしょう。
それで、今、日ノ本国論を書いていますが、現在の社会構造の中で石田梅岩が再度、機能し始めるというのはあり得ない話です。
一回、洗濯しないとだめでしょう。
日・月・星(グリーン)を中心に社会を再編成し、そこから経済思想を展開していく。そうするのが最も合理的です。
まずスピリチュアルコミュニティを作り、それを道州制に拡大していく。
警察や裁判官、政治家までもが買収されるめちゃくちゃな時代です。法が機能してないことは明らかです。
私達は私達の手の中に『大和の自由と民主主義』を取り戻す必要があるでしょう。
何も過激なことをやる必要はありません。既に崩壊しているということを自分の内において認める(認知する)だけで良いのです。
そうすれば何をやれば良いのかが自ずと見えてきます。もう動いている人たちはいます。残念ながら次の時代も自由の御世になりますので、結果平等は遂行されないでしょう。現在、機会は均等に与えられていますので、早く参入された方が繁栄するでしょう。
古い構造にしがみつけばつくほど致命傷になります。
既に世界は変わっています。
政治を通して何かが変わると幻想を抱いたり、政治家が何かをやってくれると妄想を持つのもやめにしないといけません。
近代の自由と民主主義が行き着いた先は、政治家が政権を投げ出す自由、国民ではなく政治家としての自分の身を守る自由、自分または利益誘導者に都合の良い法律を可決させる自由、でした。
これでは、どうにもなりません。
近代国家における自由とは、本来、力のない市民が権力に対抗するために生み出された法的な概念です。
なぜ、日本では権力者がわがままで自由なのでしょうか?これは法の本質、特に法の精神を理解していない証拠です。
そのようなものたちが立法府を占拠しているのだから、大変です。三権分立など確立されているはずがありませんし、政教分離など夢のまた夢です。
国民はそれが為されていると信じ込んでいますが、政治とは何か?宗教とは何か?などの根本的なテーゼが提出され議論されていないのに、そのような高尚な法が機能するはずがないのです。
20代、30代の方はこういう烏合の衆の真似だけはしないようにしましょう!
そもそも、近代国家とは西洋哲学をベースに生まれているのですが、現代の日本の政治家には酔ったり投げ出したりすることはありますが、問うということがありません。
哲学的思考がまるごと欠落しているのです。
それが結果的に歴史学をも迷走させてきたのです。
日本の古代の空間認識や時間認識などは驚異的な哲学性を持っています。その哲学性に近づくためには、マスコミのプロパガンダに洗脳されていては何も始まりません。
自分の頭で考え、自分の解を出す、そういう哲学的思考を持っている人しかこれからの時代は生き残れません。学歴やスキルは意味がないのです。
記憶ロボットを量産する大量生産大量消費の時代は終わったのです。
世界の風を読み、潮を読む、サルタヒコが求められているのです。
それが集まり、音の沙汰があった時に、日ノ本国も再生していくのです。
景気回復と新たなる古代史の発見は密接に絡まっているでしょう。私達が日本人としてのアイデンティティを失っているのはヒラキの前の単なる兆候なのです。
全ては必然です、現実を深く認知することが一番重要です。
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