2009/05/22 [18:15] (Fri)
伊勢神宮が現在のような大きな神社になったのは伊勢神道による大規模な啓蒙があったからです。
神道五部書『ウィキペディア(Wikipedia)』は、この伊勢神道を完成させるために書かれた思想・哲学体系書になります。これによって鎌倉時代以降、天照大御神が女神とされ伊勢神宮が国の根本に置かれるようになりました。
諸外国に日本の威信を示すためにどうしても必要なことだったでしょう。興隆する仏教に対して神道を守り抜くという一大拠点になったことは確かです。当時の仏教は多分に思想的でしたので、自然祭祀の神道ではとても太刀打ちができませんでした。
こういうナイーブな問題でしたから、伊勢神宮の問題は国家の政治的な問題と密接に関わってきました。現在の靖国神社のようなものです。
しかし、果たして現代において皇国史観のまま継承されている伊勢神道をそのままにしておくことが日本社会にとって有益であるかどうかを問うならば、否、であるでしょう。
現代世界は、強烈な国家主義を持つ国は衰退するというメタファーを持っています。
個々の存在を強調しながら全体を創造していくという欧州のモデルこそが次世代のモデルでしょう。
そのような時代に国家主義・中央主権主義というドグマ(教義)は、もはや国を弱体化させるもの以外のなにものでもないと思います。
大和葛城宝山記『ウィキペディア(Wikipedia)』は神道五部書のリソースとされていますが、これは修験道側から見た神道書であり、どちらかと言えば、こちらのほうにこそ真実が記載されていると思います。
生駒山脈は一言主を筆頭に行基、大津皇子、竹林寺、葛城氏などのメタファーが数多く隠されており、それが天智天皇というメタファーを引き出す”カラクリ山脈”であるとも思います。
本来、西を向いて兵庫県の西宮と逢瀬を果たすはずのイカルガの磐船神社(太陽神の獅子の咆哮)が法隆寺のイカルガに移転させられたのは、まさに『壬申の乱』と呼ぶにふさわしい祭祀の改変でした。日本最古の寺が兵庫県に求められるのも、律令国家構築以前は東宮よりも西宮(斎宮)が皇位継承の位とされていたのでしょう。
東宮であるイザナギをバックにつけたすなわち琵琶湖の太陽神のニギハヤヒが磐船神社で咆哮し、廣田神社の瀬織津姫と逢瀬をするのは壮大な七夕だったことでしょう。
女神が封印される前までの私たち日本人は、それほどまでに美しい信仰を持っていました。権力や政治に左右されない水と巨石と風を祀る巨大な自然祭祀です。秩父の夜祭りなどにも、その痕跡は見ることができます。
白村江の戦いや元寇、ペリー来航などを通して、常に私たちは政治的な目的で神を改変してきました。
もういいのではないでしょうか。
政教分離とは言っても、祭神の変更にも神社庁の許可がいる時代です(全く政教分離にはなっていない)神は自らの内に自然と湧いてくる信仰によって拝めらるるべきものです。
七夕が中国からやってきたというのは明らかに認識違いだと思います。縄文時代より日本に存在する陰陽石で明らかに織姫と彦星の逢瀬を祭祀していた痕跡が日本中に散らばっています。
この信仰を取り戻すことによって、日本が再生していくのは間違いがないでしょう。
日本発の『緑の資本主義』が世界に広がっていくきっかけになることでしょう。
とどまることのない波とその浄化力により瀬織津姫景気と呼ばれるようになるでしょう。
天変地異後の世界は既に見えているのです。
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hibiki の個人セッション では、お客様が日常生活の中で受け取りましたメッセージの解読なども行っています。石から声がする、急に~へ行かなくてはいけないような衝動に駆られる、などの現象が発生している場合は是非一度お問い合わせ下さい。
神道五部書『ウィキペディア(Wikipedia)』は、この伊勢神道を完成させるために書かれた思想・哲学体系書になります。これによって鎌倉時代以降、天照大御神が女神とされ伊勢神宮が国の根本に置かれるようになりました。
諸外国に日本の威信を示すためにどうしても必要なことだったでしょう。興隆する仏教に対して神道を守り抜くという一大拠点になったことは確かです。当時の仏教は多分に思想的でしたので、自然祭祀の神道ではとても太刀打ちができませんでした。
こういうナイーブな問題でしたから、伊勢神宮の問題は国家の政治的な問題と密接に関わってきました。現在の靖国神社のようなものです。
しかし、果たして現代において皇国史観のまま継承されている伊勢神道をそのままにしておくことが日本社会にとって有益であるかどうかを問うならば、否、であるでしょう。
現代世界は、強烈な国家主義を持つ国は衰退するというメタファーを持っています。
個々の存在を強調しながら全体を創造していくという欧州のモデルこそが次世代のモデルでしょう。
そのような時代に国家主義・中央主権主義というドグマ(教義)は、もはや国を弱体化させるもの以外のなにものでもないと思います。
大和葛城宝山記『ウィキペディア(Wikipedia)』は神道五部書のリソースとされていますが、これは修験道側から見た神道書であり、どちらかと言えば、こちらのほうにこそ真実が記載されていると思います。
生駒山脈は一言主を筆頭に行基、大津皇子、竹林寺、葛城氏などのメタファーが数多く隠されており、それが天智天皇というメタファーを引き出す”カラクリ山脈”であるとも思います。
本来、西を向いて兵庫県の西宮と逢瀬を果たすはずのイカルガの磐船神社(太陽神の獅子の咆哮)が法隆寺のイカルガに移転させられたのは、まさに『壬申の乱』と呼ぶにふさわしい祭祀の改変でした。日本最古の寺が兵庫県に求められるのも、律令国家構築以前は東宮よりも西宮(斎宮)が皇位継承の位とされていたのでしょう。
東宮であるイザナギをバックにつけたすなわち琵琶湖の太陽神のニギハヤヒが磐船神社で咆哮し、廣田神社の瀬織津姫と逢瀬をするのは壮大な七夕だったことでしょう。
女神が封印される前までの私たち日本人は、それほどまでに美しい信仰を持っていました。権力や政治に左右されない水と巨石と風を祀る巨大な自然祭祀です。秩父の夜祭りなどにも、その痕跡は見ることができます。
白村江の戦いや元寇、ペリー来航などを通して、常に私たちは政治的な目的で神を改変してきました。
もういいのではないでしょうか。
政教分離とは言っても、祭神の変更にも神社庁の許可がいる時代です(全く政教分離にはなっていない)神は自らの内に自然と湧いてくる信仰によって拝めらるるべきものです。
七夕が中国からやってきたというのは明らかに認識違いだと思います。縄文時代より日本に存在する陰陽石で明らかに織姫と彦星の逢瀬を祭祀していた痕跡が日本中に散らばっています。
この信仰を取り戻すことによって、日本が再生していくのは間違いがないでしょう。
日本発の『緑の資本主義』が世界に広がっていくきっかけになることでしょう。
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政治/経済、宗教/哲学を基本としながら市民活動やスピリチュアル活動など、広範囲に動いております。行動範囲は今のところ、東は茨城県から西は中国四国地方までです。特に修験色の強い山間部の地域活性化に興味があります。該当自治体の担当者の方からのご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
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