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古代神や古代聖地をご紹介し、神仏基に対する信仰を再生して頂くお手伝いをしています。
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  2010/06/19 [01:11] (Sat)
ガブリエルがキター^^;。旧暦で昨日は5月6日、つまり率川神社でゆりの花が摘まれるのが、5月5日の※端午の節句※ということです。昨日、レポート(DragonAnasta)を少し書きました。

干支※における午(うま)は、7番目を表し、つまり6ヶ月が終わって新たなスタートの月ということ。それはククリの時でもあります。その新たな始まりを百合(ガブリエル)が祝福するということ。古代の暦では始まりの子(ね)の月が12月です。ちょっと抜き出して書いておきますね。旧暦は立春が正月に設定されているので古代の暦とも少し違うと思います。


古代 旧暦 新暦
子=11月=12月(冬至)
丑=12月=1月
寅=1月=2月(旧正月)
卯=2月=3月
辰=3月=4月
己=4月=5月
午=5月=6月(夏至)
未=6月=7月
申=7月=8月
酉=8月=9月
戌=9月=10月
亥=10月=11月


暦の問題は色々と複雑でありますけれども、要するに古い時代の暦は冬至が始まりをあらわし(根の国)、そこから半年経過した夏至が新たなる始まりをあらわすということです。

冬至から太陽が高くなり始め夏至に頂点に達します。この太陽の復活を祝うのが西洋ではクリスマスであり、日本では柚子風呂になります。起源は太陽神復活なので同じになります。

では次の半年が始まる7番目の月には何を祝うのでしょうか?

そうです。月になります。太陽が力を失っていくのは、月が力を持ち始めるのです。そういうふうに古代人は自然現象を捉えてきました。ギリシャ神話にはそういう思考回路が残されています。アポロンとアルテミス、オリオンの物語は伊勢湾に凝縮されています。

つまり太陽神復活が冬至ならば、月神復活が夏至なのです。

まとめてみますと

古代⇒夏至が7番目の月で大祓えの瀬織津姫の月
  ↓
立春を正月にした旧暦⇒7番目の月が夏だから夏越の大祓えとなった
  ↓
新暦⇒冬至直後を1月としたから古代の暦に近くなった。(夏至近くの大祓え)


率川神社の祭りは三枝(サイグサ)祭り。つまり、サイは西であり、賽の河原のサイ。つまり阿弥陀如来の西方浄土であり、※ティル・ナ・ノーグ(Tír na n-Óg)※。

そう、私たちの生と死をわけるのは、西。太陽という”生”が沈んだ後、月という”あの世”が始まる。だからこそお盆には、亡くなった人たちが帰って来る。


出雲の祖神・※日御碕神社※の日沈みの宮にはアマテラスが祀られている。しかし本来は、ここには月の女神が祀られていなければならない。また場所も違う。太陽神が東の岬に祀られていたことを考えれば、本当の出雲は西に向いた岬、つまりは四国の佐田岬か愛知の渥美半島しかない。

佐田岬も色々と痕跡がありますが、日本全体を考えたとき、また神島・二見浦を考えれば渥美半島の先が真の日沈みの宮であり、因幡の素兎の地であり出雲。出雲は伊豆が喪された(隠された)ものであるので、イズノメが出ていたのは神島。

そこを兎が渡る寸法。


今年は奇しくも3回の月食・トリプル月食年。1月1日に月食して今月6月26日にまた部分月食。6月21日には夏至。そして3回目の月食は12月21日の皆既月食。そして次の日12月22日は冬至。何かおわかりでしょうか?

そう太陽と月が非常に仲がいいということ。そして今年はアイアイガサの年。3ヶ月でやっと答えが出ました。太陽と月のアイアイガサ。東が太陽(いざなぎ)、西が月(いざなみ)。トウゴク(東国)とサイゴク(西国)。東光寺と西光寺。東方浄土の薬師如来と西方浄土の阿弥陀如来。

一(ヒ)は日、三(ミ)は水。では二(フ)は何か?それはモノノフのフ。物部村(ものべそん)いざなぎ流神事は、日月祭。モノがふたつ。つまり日と月。男性性と女性性を操るのが物部氏だったということ。この信仰は火水子にもつながる。


月はサイ。だからサイグサ祭り(DragonAnasta)。そして今、西宮(サイグウ)を拠点に活動しています。(厳密にはもうちょっと西より)

百合は、サイ・サユリ・ユスルが語源であるという。そして六甲の古代名はユスルハダケ。淡路島の最高峰はユスルハ山。そして率川神社に勧請されたのは阿波神社。これらが何を意味するかは容易に想像がつく。


狭井神社は本来、西の地に祀られていなければならないのになぜ、東の三輪山にあるのか?春日大社は辻褄が合う。太陽神は東向きの地に祀られなければならないのになぜ日沈みの宮に祀られているのか?

これに対する解は限られている。

ある時期に西のものが東に、東のものが西に付け替えられたということ。これはレポート(DragonAnasta)にも書きましたが、土佐神社の川の流れ改変と同じ時期に行われているのです。

そしてそれが瀬織津姫と関わっていることも。さらに、月神が徹底的に隠されたということも。

それは日本神話のツクヨミの秘匿性からも伺える。


シナネ”を分解すると、””は風だから※聖霊※、””は七(北斗七星)、””は子(干支)だから始まり。”はじめに言葉ありき”だからロゴス。ということは、””が父で三位一体。確かに石鎚山も父母子の三位一体信仰ですし、土佐神社境内の三社は大国主・事代主・西御前の三位一体。波多国からは七星剣も出ている。


土佐神社境内社 三位一体  土佐神社の祭礼
  西御前      ⇒聖霊(母)    :
  大国主      ⇒父         :
  事代主      ⇒ロゴス(子)    :

全て辻褄が合う。戦国期の長宗我部は秦の始皇帝の末裔を公言していた。秦は中国読みでローマ。

シナネの後に祀られたのが一言主。これはロゴスである””の部分だけが抜き取られたのです。

そして土佐神社の元宮に設定されているのが鳴無(オトナシ)神社。子の国から”はじめに言葉ありき”を発せないようにするための封印。トサはゲール語で”はじまり”を表す。土佐に哲学者が多いのはこのためか。

率川神社の父・母・子の三位一体は石鎚山の信仰と同じ。平安末期に父母子三位一体修験馬場が急速に衰退した痕跡がある。その石鎚山を水源とした川が風土記に記載された三輪川。それが辰己の方角へ蛇行し最終的に土佐神社前の浦戸湾に注ぐ。その河口脇に土佐神社と信仰を2分する日本初の天満宮・潮江天満宮。菅原高視はそこに逗留した。三輪・大神・三体妙見から流れ出る神の川は辰己(南東)へ向かってなくてはならない。それは冬至の日の出の方角だし、ハハキ信仰の方角だから。


そして、さらなる謎を誘うのが佐田岬(愛媛県)・佐多岬(鹿児島県)・蹉跎岬(高知県「現足摺岬」)。全て西側の海に面している。おそらく何か関係がある。サタはサルタヒコともいうが女神の可能性も持っているということか。そういえば、先日のミカエルの合同遠隔の時にこの問題が出た。

大阪府枚方市にある※蹉跎神社(さだじんじゃ)※の蹉跎参道は真っ直ぐ西に伸びている。明らかに西方浄土の信仰。ここは前に逢坂の逢瀬で書いた淀川・天の川信仰の東側の入り口です。西(西宮「ベガ」)から織姫一行が淀川「デネブ・白鳥座」を渡って蹉跎神社に入っていく。東宮は磐船神社のニギハヤヒ「アルタイル」。その2人が結ばれ天が満つる(美鶴)。それを見守る位置にあるのが阿武山。だからそこから聖徳太子(藤原鎌足)の遺骸が出てくる。

それが天智朝まで実際にあった信仰。この天の川信仰は少なくともベガが北極星に位置していた1万3千年前にまで遡ることができる。だからこそ天満宮。このような美しい信仰を封じ込め、西を東に東を西に操作し、嘘の歴史書を作ったのが今の歴史教科書にまで引き継がれている。

実際に聖地に足を運び、つぶさに見ればこのようなことがわかってくる。だからこそ明治政府は修験道を禁止したのです。


私たちは今、本当の日本神話を取り戻さなければならない時期に来ている。


酒に酔わせて熊襲を討ち取ったなどと自慢げに書く日本書紀と、織姫と彦星の逢瀬を皆で祝っていた信仰と、どちらが日本人らしい美しいあり方なのか。現代に生きる私たちがどちらを選択するかによって引き続き争いの歴史になるのか、それとも失われた神話の歴史に回帰するのかが決められる。



ということで、あまり難しくなりすぎてもいけないので、ユリつながりで

菅原紗由理 さん の 「 素直になれなくて 」 です。

いい歌声です^^特にイントロが最高!







※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用


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  2010/06/14 [14:56] (Mon)
随処作主 立処皆真でも書きましたが、怒りというのは男性性のものであり、それは光と闇の両方の効能を持っています(光の効能→剣を建て自分の道を進む、闇の効能→他の存在を剣で支配しようとする)。

怒り(男性性「イカグ」)の光の側面をより伸ばしていくためには、水(女性性)の力が必要なんですけれども、今、水(瀬織津姫)の力が非常に弱まっています。

社会に怒りが充満することと、水が穢れていくことは密接不可分な関係にあって、水が穢れていくことによって女性性が衰退するだけででなく、男性性の闇の側面が強くなってきます。

滝の周辺にはマイナスイオンがあって、そのイオンによって人は癒されると言われていますが、エレメント的には、『水』によって『火』が抑えられるということになります。

なので清浄な水がある地域では、社会の怒りはより少ないといっていいでしょう。

だからこそ私たち日本人は古来より水を祀ってきましたし、その文化を守ってきました。その伝統が母系社会を維持してきたのです。

しかし戦後、経済発展を名目に様々な形で水が汚され、原発が安全であると考える人さえ出てきている状態です。


日本文明の根幹は水であり、禊であるはずなのに、原発排水で水を汚しても安全であるというのは、ただのこじつけに過ぎません。原子力は核分裂のエネルギーを使用しているので、これは明らかに『火』であり、『火』のエレメントによって世界中が汚されているといっても良いと思います。

こんなことを続けていますと、ガイアの自動調整機能によって『水』の力が発動されます。これが瀬織津姫の声の正体です。

この声を聞く人たちが最悪の状態(大洪水)になる前に、地上で動いて調整ができていけば良いのですが、今のままでいきますと大洪水が起こり、『火』を閉じ込めるために急速な寒冷化が始まります。

心配せずともガイアは生きていますので、自動的に辻褄合わせは行われます。しかしそのようにガイアと人が決別するようなシナリオを選択することもないと思います。

私たち日本人が祓戸の女神。瀬織津姫をリコールするだけで世界中の『対話』に関する問題、『バランス』に関する問題、『融合』に関する問題の全てが解決されるのです。


じゃあどうやって『水』を守っていくかというと、水の信仰を取り戻すしかないんですね。


例えば、※富士講※には八海めぐりというものがあって、池を巡っていくんですけれども、水に対する信仰が非常に強いんですね。外八海のひとつ・静岡県の桜ヶ池をご神体にする池宮神社には、主祭神として瀬織津姫が祀られています。明治時代以降、各地の信仰がめちゃくちゃに破壊されましたけど、まだ140年くらいしか経っていません。縄文1万2千年を考えるとほんの1瞬です。まだまだ軽く取り戻せます。


東京では最近では、富士講の見直しが行われ始めていて、東京湾の浄化運動もだいぶ前から行われています。去年は大阪で天の川イベントという素晴らしい行事が行われましたね。天の川然り、七夕然り、富士講然り、全て日本の伝統文化というのは水を大切にする文化ですから、いくら原発関係者が物理データを捏造してみても先祖の前でそういう嘘がつけるのかどうかを問うた時、たぶんできないでしょう。


自民党も民主党も原発を推進しており、連立を組んでいた社民党だけが唯一、脱原発をマニフェストで宣言しています。私たちひとりひとりがどういう社会を望むのかを意思表示をしないといけないでしょう。


女性性の再生とか、瀬織津姫の復活とか、言われておりまして、かなり大きな渦になってきております。ただまだこの流れは伏流水的ものであって、社会の中にあって認知されていない大きな地中深いところでの流れです。しかし、それは本当に清浄で美しいものです。

私の周りだけでも様々な世代、様々な環境を持つ人々が同じ方向に向かって進んでいます。

御杖代(みつえしろ)は、この伏流水を地上にあふれさせる役目を持つ人たちでもあります。(本来はコウ「皇」を杖で支えるという意味ですが)

この象徴が倭姫であり、威勢(伊勢い)良く水をあふれさせ泉を作る役目を負った人でもあります。一年前の明治神宮巡礼 ~ 七色の虹となりて ~(Dragon Anasta)でも瀬織津姫が噴出して昨年末から、清正の井が大変な人気になっているようです。マスメディアはTV番組で紹介したことがきっかけで人気が出たということを言っていますが、真相は全く違います。


真相は、瀬織津姫が噴出して”水が危ない”と多くの人の深層意識に訴えかけた、ということです。


加藤清正は、元は藤原氏であり中臣氏でもあります、中が富むというのは、中瀬に立つ瀬織津姫の光で世の中が照らされるという意味であり、清正の井は、古代から中臣氏の祭祀場であった可能性が高いです。美しい伏流水があるところにも常に瀬織津姫はいるのです。


武蔵(東京)一之宮の小野神社の主祭神は瀬織津姫と捉えても良いかと思います。何度も言っておりますが、関東は初期大和王権が根を張った時代のことを思い出さなければならず、それは歴史文献的には蝦夷の時代なんですね。弱者に対するシンパシーがなければ、とても瀬織津姫を立たせることはできません。なぜなら、水は非常にはかなくよわいもの。手で掬ってもすぐに零れ落ちます。



※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用


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  2010/06/13 [00:42] (Sun)
やっぱりそうですね。昨日の続きなんですが、※ククノチ※は、カヤノヒメと関わっていて、ここのつ(九)の霊ですね。縄文の※九十九神※とは違うので、ひふみの9は、※ユグドラシル※の思想が入ってきています。すごい深さですね、日本神話は、、、

北欧は北欧で奥が深いので、また明日からでも突き詰めていければと思います。なぜか子供の頃から、ノルウェーやスウェーデンが好きで行ってみたいという願望はありました。




氷室京介さん の 「 Diamond Dust 」 です。



※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用


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  2010/06/12 [01:50] (Sat)
日本各地に※海部郡※がある。愛知県にも海部郡があって、そことは違いますが、あま市というところがあります。そのあま市に※萱津神社(かやづじんじゃ)※という神社があります。そこの祭神が、※カヤノヒメ※。

このカヤノヒメは非常に重要でカヤナルミともつながります。このカヤノヒメの別名が、※野槌(のづち)※。野の精霊(野つ霊)の意味とされています。また、ツチノコの語源でもあります。この野槌信仰、実は阿波にもあって阿波にも海部郡があります。ひょっとすると海部と野鎚は因果関係があるのではないかというメッセージ。

野槌は、イカヅチ(雷)やカグヅチ(火の神)ともつながっています。

野槌のような民間信仰の神に※ヒダル神(ヒダルがみ)※っていう神さまもいます。これはヒタヒタ、タルタルのアマタラス(天照)とタルミ(オモダル・アヤカシコネ)とも関わっていますね。


ノヅチが野の精霊ならカヅチは火の精霊。ちなみに”カ(か)”は輝くとか、鹿島のカ(か)とか、カカセオとかのカ(か)。

ちなみにカ(か)は、漢字の力(ちから)にも似ていて。アマの岩戸を引いたのは手力男。カカが入っている。これは男神。火の精霊カヅチと力の象徴・手力男がつながるのは決して偶然ではないでしょう。

ひふみは、縄文哲学だと思っていましたが、むしろこのカカのほうが縄文かも。縄文は月の文明だとも聞いたことがありますし、おそらく星の文明であったのかもしれない。南米にはチチカカ湖なんていう湖もあります。ビラコチャは日本の白鬚大神でもあるのですが、白鬚大神の本拠地は琵琶湖(ヒワコ)。

やっぱりつながってきますね。3段階に分かれている。

1段階目=チチ・カカ・ハハ(縄文)

2段階目=ひ・ふ・み(弥生前期):物部=フェニキア、エジプト

3段階目=ア・ワ、ア・ウン(弥生後期):葛城=ギリシャ
                         秦=ローマ
                         加茂=フェニキア、エジプト
                         忌部=ユダヤ



ちなみに水の精霊は、ミヅチ(水つ霊)になるでしょう。ミツハノメなんかに名前が引き継がれてますね。縄文は、東をカカ、西をハハ、北か南をササと呼んだんではないでしょうか。

弥生時代になって、東(ひがし)はヒでヒダリテ。西は水(みず)でミギテ。南は波で海。北は木でククノチ。この場合、ユグドラシルですよね、北は。


MISIA の 「 約束の翼 」 です。





※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用


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  2010/06/11 [00:04] (Fri)
昨日書いた王の帰還 ~帰ってきた日本武尊~の続きになりますが、忌部氏は忌む文化を持っていて(塩を使って死を祓うというのはユダヤ文化につながる)※エデン※思想も持っていたようですね。

このエデン思想は、最終的に春日大社につながっているでしょう。基本的に縄文哲学は丑寅・辰己信仰ですから、東に対する執着はありません。

東のエデンを信仰する人たちが極東の日昇りの島に到達するのは必然と言えると思います。宇佐神宮・伊勢神宮・鹿島神宮と東が海に接するエデンの地が3つありますが、この見方で見ていくと、四国の東だけが抜け落ちています。

朝廷と忌部氏の関係を考えれば、そこが建国の地であることは、ほぼ間違いがありません。廃れゆく叡智を求めて --阿波忌部を訪ねる--には下記のように書かれています。

********************************************
**ツアーは、鳴門市にある大麻比古神社からスタートした。阿波忌部氏が朝廷に麻を献上したことに因んだ社だが、大麻は「アメノマ」という訓読もあり、それは「天目」と共通し、鉱山技術の神であり、同じ忌部の流れを汲む筑紫・伊勢忌部の祖神である「天目一箇神」にも繋がる**
*********************************************

後の世で阿波忌部氏は、安房へと落ち延び、千葉の妙見信仰の土台を作っています。これは大麻が北極星と関わっていることを暗示しています。

なぜ落ち延びたかと言えば、前回も書いたように伊勢内宮勢力との政治闘争に敗北したからであり、その敗北後、東の蝦夷として建国者たちは必死に大和を守り抜こうとしていたのです。

葛城氏も関東に移り、蝦夷征伐が激化してくると、さらなる東を目指してアメリカ大陸へと渡ったんですね。※ケツァルコアトル※を持っていったのは葛城氏でしょう。カカセオが討伐されたのも、このような理由によるのではないでしょうか。


空海は佐伯真魚。魚は※イクトゥス※。西暦310年頃のミラノ勅令以前まではキリスト教徒は迫害されていて信仰を公にできなかった。その時に書いていたのがイクトゥス。そして昨日書いたテシオドス1世の治世380年にキリスト教はローマ国教になっていく。三位一体論はまさにキリスト教がローマ内部において国教となるかならないかを争うときに出てきていた問題。


翻って空海はどうか。高野山にイギリスのゴルドン夫人が建てた景教碑(高野山の魅力)があります。彼女は空海が唐から景教を持ち帰ったと信じていたようで「仏基一元」(仏教もキリスト教も元は一つである)を唱えていたようです。


私も何度も景教(ネストリウス派)が日本に入ってきていたと書きました。空海が作ったとされる四国八十八ヵ所の一番札所は阿波一之宮・大麻比古神社の参道にあります。何がそこから始まるのか?縄文88の世界への入り口。あるいは縄文哲学とオリエントの哲学が融合した国常立のエネルギーを知るための入り口。

高野山はコウノヤマ。マリア信仰と桜で書いたようにコウヤマは、高知の鴻ノ森(コウノモリ)、兵庫の甲山(コウヤマ)、賀茂神社の神山(コウヤマ)と加茂に関わる土地に点在するピラミッド思想。空海は確実にそれを知っていたし、それを信仰していた。コウホウ(弘法)大師は、神(コウ)のホウ(法)という意味。

そして、コウノトリは、神の鳥。【香・紅・皇・幸・荒・高】などコウと読む語は、それぞれが深い意味を持つ。紅一点は加茂のピラミッド信仰につながるし、面白いところでは英語のコウ(cow)。笑えるけれども牛頭天皇でピラミッドにつながる。


イクトゥス※は、※イクツヒコネ※。そして、それは生田(イクタ)。

イクタの昔の発音は、イクトゥァ。これは葛城氏のクワァツラクワァツルと同じ発音構造。今でも高知南西部・旧波多国の方々は、魚をウォと呼ぶ。ウオと発音ができない。平家はヘイケではなくフェイケ。現代の発音構造で古代史を見てもほとんど本質がつかめない。

生田神社(いくたじんじゃ)※の祭神は、稚く瑞々しい日の女神・稚日女尊(わかひるめのみこと)。同じ兵庫県の伊久刀(イクトゥァ)神社(玄松子)の祭神は、瀬織津姫。所在地は豊岡市、豊受大神の土地。昨日書いたようにそう、それは葛城氏。

同じく兵庫県廣田神社の祭神は、天照荒魂にて瀬織津姫。廣田はおそらく広田(コウタ)からの読み替えではないでしょうか。

これらの問題を突き詰めていくと古代氏族・小野氏もその周りに常に存在する。小野氏は相模・武蔵で瀬織津姫を大々的に祀っていた氏族。


アラゴナイト※の結晶は、4角形×3(黄泉)=六芒星(ダビデ)。六芒星は六つの光。つまり六甲(ロッコウ)または武庫(ムコウ)、2つとも同じことを意味する。つまり6つの光が集まる神山(コウヤマ)ということ。鶴が3つで満つる。舞鶴、真鶴、鶴御崎か。

「かごのなかのとり」は、籠目の形をした空間の中心に存在する物を指している。(Wikipedia)

「つるとかめがすべった」は、「鶴と亀が統べた」であり、鶴および亀に象徴される為政者(または建造物)を表している。 (Wikipedia)

鶴亀ラインの時とは、違う解釈ができます。おそらくは、都が移動するごとにそこを中心とする思想がその都度構築されたのではないかと思います。


簡単にまとめてみますと



 時代    文化の中心地(文化圏)   

縄文中期⇒諏訪

縄文晩期⇒東北

弥生前・中期⇒・銅矛文化圏(九州・四国西部)
          「主に黒潮経由の渡来文化」

          ・銅剣文化圏(日本海沿岸部)
          「主に朝鮮半島経由の渡来文化」

          ・銅鐸文化圏(剣山以東)「縄文の後継文化」


弥生後期⇒倭国(石鎚山以西)「都=天草・五島列島」
 
        日ノ本国(剣山以東)「都=伊勢湾」


弥生最晩期⇒四国中央部で倭国(ヘラクレスの※不滅の銅矛※文化)と日ノ本国「音の銅鐸文化」が大同団結(初期大和王権・邪馬台国)


古墳時代⇒三河・相模・武蔵など都は日本全国を転々とする。


古墳~飛鳥時代⇒ネストリウス派流入とともに四国→淡路→摂津へと都が移動


白村江の戦い以後⇒唐による大和占領・律令国家建設
             蝦夷(初期大和王権)討伐開始

             安曇氏東遷→三河・安曇野
             忌部氏東遷→安房
             蝦夷守護神・瀬織津姫(アラハバキ)
             征夷大将軍=初期大和王権の殲滅




私たちが今、選択している※ニューエイジ思想※は、まさにキリスト生誕(西暦0年)から2000年のうお座(※イクトゥス※)の時代が終わることを意味しており、これ以降はアクエリアス(水瓶座)の時代なので、まさに瓶=亀の時代でもあるんですね。水は瀬織津姫、瓶は六光。2つあわせてアクエリアス。


この2千年の反省点は、人類が帝国主義の勃興を許したということ。3-4世紀を通してキリスト教はローマ帝国内部で政治的に国教化され、神の威厳によって人間が支配され続けていた。翻ってシルクロード東端の大和では、共和制邪馬台国の時代が終わり、同じように帝政へと突入している。

帝国主義は今や、マスコミという媒体を利用しながら、あたかも”光”を標榜し弱者から富を搾取し続けています。富を集めるものは富を社会に還元せねばならないのですが、現在の資本主義の構造は富んだ者が富み続けるという構造になっています。共和制の力が非常に弱まっており、さらに言えば個人のインテリジェンス、もっと言えば個人の哲学的思考と直観が著しく衰えていることにその原因を遡及できます。

私たち日本国が明治時代以降、貧しいにも関わらず富を蓄積できたのは、世界に類を見ないほどの哲学的思考と共和制の力を持っていたからです。それを失ったのは、神仏をおろそかにし、強きに巻かれ弱きをくじいてきたからであります。

この問題を解決するためには、復古神道よりも強い懐古主義的な神道を展開せねばならず、しかもそれが世界の宗教問題をも解決しなければならないのです。葛城=ギリシャのラインは、その問題を全て解決するほどの深さを持っています。

西洋至上主義に陥るのではなく、大和=縄文哲学+ギリシャ哲学のラインで攻めていかなければならないでしょう。


魚の時代を反省しながら、瓶の時代を生き抜いていきましょう!




※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用


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政治/経済、宗教/哲学を基本としながら市民活動やスピリチュアル活動など、広範囲に動いております。行動範囲は今のところ、東は茨城県から西は中国四国地方までです。特に修験色の強い山間部の地域活性化に興味があります。該当自治体の担当者の方からのご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
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