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古代神や古代聖地をご紹介し、神仏基に対する信仰を再生して頂くお手伝いをしています。
  2024/05/18 [15:37] (Sat)
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  2010/04/17 [00:03] (Sat)



Westlife の 「 Total Eclipse of the Heart 」 です。

大学生の時に、なんだかすごく魅かれ、夜ごとお酒を飲みながら聞いていた曲です。アイルランドのスライゴ出身のイケジンアイリッシュコーラスグループ・ウェストライフ『ウィキペディア(Wikipedia)』がカバーしていたので、そちらの動画を。

イケジンというのはイケメンと男前オジサンのちょうど中間ぐらいの意味で、日本で言うと石原軍団とスマップのちょうど中間ぐらいの位置づけですよね。UKでも世界でも、かなりの人気です。

Total Eclipse of the Heart は、直訳すれば、「心の皆既日食」という意味で、歌の内容は「あなたがいなくて寂しいの。心が皆既日食のように真っ暗になってしまい何もできないわっ」というものです。詳しい歌詞を知りたい方はこちら(Loveの洋楽歌詞)

元々、ボニー・タイラー(Bonnie Tyler)『ウィキペディア(Wikipedia)』の歌で、この方もウェールズ出身なのでアイリッシュというか、ケルト色の強い人ですね。ウェールズ出身で日本人によく知られた人と言えば、私も大好きな C. W. ニコル(Clive Williams Nicol)『ウィキペディア(Wikipedia)』 さんがいます。

ウェストライフの出身はアイルランドのスライゴなんですが、スライゴにはイェイツ『ウィキペディア(Wikipedia)』 のお墓があります。以前訪れましたが、私のやろうとしていることは明治維新というよりはイェイツのアイルランド文芸復興運動に近く、そのイェイツも日本の能に触発され続けていたわけですから、ユーラシアの西と東では私たちが考えている以上に深い文化的結合があるんですね。

西洋経済思想の父・アダムスミスはスコットランド出身で、日本経済思想の父・石田梅岩は京都の出身です。2人は同じ時代に生き、ユーラシアの東と西で、あうんの呼吸をしていたんですね。

アダムスミスの経済思想は個人主義的に解釈されて、新自由主義を生み出し、現在の世界を恐怖に陥れているのですが、本来はそういうものではありません。”市場は神の見えざる手が働くから全て市場に任せておけば良い”というのは、ニーチェ的な”神は死んだ”思想であり、前提が間違っています。

本来の神の見えざる手『ウィキペディア(Wikipedia)』 の解釈は、市場は神によって調整されるから、人間ひとりひとりがまず神(愛と慈悲)を認識して、その上で市場を見守っていく必要があるという意味です。

未だ世界の経済思想は上記の誤解釈が何重にも上塗りされ、その上にUKのサッチャリズム『ウィキペディア(Wikipedia)』 の強い衝撃で、強度のうつ状態にあります。これに対する処方箋は石田梅岩や近江商人などの三方良し的日本経済思想を世界にねじ込むより他にありません。それが本来的なアダムスミスの神の見えざる手を復活させます。

神を認識していない経済人に、市場を原理的に統制する資格などないということです。経済学はケルトの神を信仰したケルティックによって開かれたなどのような解釈はどこの大学の講義でも語られません。なぜなら神は死んでいるからです。しかし、18世紀の西洋にも現在以上の信仰心があったわけですから、経済学を勉強するものは少なくとも当時の神智学の体系ぐらいはつかんでおかなくては理解が進まないのではないかと感じます。


いずれにしても世界にとってケルト的要素が必要になってきており、日本でいうと初期大和朝廷ですよね。それが音とダンスの文明なのですが、今年はそれを突き詰めるべく音とダンスのマリアというテーマでシャン エリーセネットワーク・アメノマリアを結成致しました。

シャゼリゼというふうにはリエゾン『ウィキペディア(Wikipedia)』しませんのでご注意ください(まあどっちでもいいか(笑))なぜなら、まず男性性と女性性を明確に認識して楽しまないといけないからです。大学の時、第二外国語でフランス語を選択していたので少しご説明させて頂くと、フランス語には男性型と女性型の要素が多々あり、リエゾンなんかもそういう要素を根底にした萌える文法であると思います。例えば、”おとこおんな”という語がありますと、これがリエゾンするとオトクァンナになります。日本語のリエゾン有名どころでは、観音がカンオンからカンノンにリエゾンしてます。

だから観音は、男性でも女性でもなく、中性になります。リエゾンの本質は、父(男性)と母(女性)から子(中性)が産まれるという三位一体思想です。

若い人がリエゾン的に省略語を頻繁に使い始めたのは、社会的に第三の音(戦前でも戦後でもない新しい社会)を求め始めたことに起因しています。


チベットにもこのような第三の音を発する儀礼があります。フランス・チベット・日本は第三の音というキーワードでリエゾンしています。性がリエゾンしたトランスジェンダーについては、エリュシオンへと続くオトメンの系譜記事などをご参照ください。

私にとっては新自由主義に包まれた現代こそトータルエクリプス・オブ・ザ・ハート(心の皆既日食)なので、アダムスミスが神と呼んだもの、そして石田梅岩が社会の義と呼んだもの(アマテラス)を岩戸から出すために昨年よりさらに深く広く、始まりの音を鳴らしていきたいと思っています。


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  2010/04/15 [00:52] (Thu)


見始めると結構、はまってしまう「 マリア様が見てる 」 です。

話の中に出てくるとりかへばや物語『ウィキペディア(Wikipedia)』は、平安時代後期に書かれたトランスジェンダー『ウィキペディア(Wikipedia)』ものです。

昔からこういうのが結構好きで、転校生『ウィキペディア(Wikipedia)』は今でもはっきりと覚えています。トミーと松『ウィキペディア(Wikipedia)』なんかもそんな類で、毎週見てましたね。

トミーの力の発現の仕方は、ある意味、長宗我部元親が姫若子(ひめわこ)から鬼若子(おにわこ)に転身したルートと酷似していて、元親は秦河勝の末裔を公言していましたし、長男の信親も色白・長身で姫若子(ひめわこ)から鬼若子(おにわこ)に転身した類であるので、秦氏とトランスジェンダーというのは深い関わりがあると思います。

越前秦氏の末裔である織田信長も美形の家系であったらしく、信の字を与えた長宗我部信親があまりにも美しいので森蘭丸のように自分の元に置こうとしましたが、父・元親も溺愛してましたから、これが結局、摂関家・一条氏を巻き込んだ本能寺の変の遠因になっていくわけです。信長亡き後も秀吉が信親の美しさを危険視し陰謀で死に追いやって22歳の若さで還らぬ人となりました。確かに生きていたなら日本史を覆していたでしょう。信親は死の直前にキリスト教への洗礼を約束していたので秀吉が信親の中に信長を見た可能性は高いです。


ですからトランスジェンダーというのは、日本史と深い関わりがあるわけです。もっと正確に言うとボーイズラブですよね。信長がやっていたのは。一般的には、衆道(しゅどう)『ウィキペディア(Wikipedia)』と言います。

信長の死をメタファー的に捉えるとボーイズラブの本能を剥き出しにし過ぎたから本能寺で亡くなったということでしょう。


ちなみに幕末の武市半平太も歩くだけで人を魅了する超美形男子であり、今、『龍馬伝』で描かれているような精神病のような人物では全くありません。武市半平太も天皇親政を望んでいましたので、隠されてますけど、秦氏-皇室-トランスジェンダーは密接不可分な関係にあります。

とりかへばや物語は、そのような古代日本の伝統を書き記した最後の物語といってもよいでしょう。平安時代後期以降は、キリスト教の影響(空海が持ち帰った密教の中には帝政ローマのキリスト教とインドのヒンドゥー教の要素が混在している)で男性性と女性性の間にはっきりとした境界が引かれ始め、女人禁制と男性上位の思想が構築されていきました。

ちなみに衆道の開祖は空海とされています。裏の日本史です。

別に私はボーイズラブでもゲイでもないので、誤解なさらないでください。


でもオトメンではあるかもしれません。

【3分でわかる】オトメン(乙男)(テックインサイト)

上で書かれているように、オトメンは草食系とは違います。むしろ恋愛には積極的で、総じて美しいものや純粋さを好むといった性格を持っていると思います。これが多分、上で述べた秦氏とつながり、禊や祓いの概念とも深いつながりがあると思うんですね。


料理・裁縫も小学生の頃から好きでやっていましたし、男性にも女性にも美しいものには嫉妬します。だからこそ私の頭の中には美しい生き方をした日本人のデータが入りきらないほど詰まっていて(笑)、時に、現代の日本の政治家たちに厳しい言葉を浴びせてしまうんですね。

冒頭の「 マリア様が見てる 」も、それはそれは美しい言葉のやり取りで、うっとりしてしまいますよね。草食系はそういう同性間・異性間に関わらず、美しいやり取りを拒否するものなので、オトメンとは本質的に違うと思います。

でもよく考えると俳句なんかは、オトメンの真髄と言えるでしょう。西行の”死ぬのなら桜の咲くころに”という心情は、めちゃオトメンですよね。


最近は『秘すれば花』の言葉がずっと響いていて、世阿弥の風姿花伝『ウィキペディア(Wikipedia)』は、つくづくすごいなと感じてしまっています。もうロゴスは終いにしなさいというメッセージでしょう。

ここ2千年では世阿弥がオトメンの最高境地をあらわしたのではないでしょうか。でもある意味、能は日本の伝統文化の中枢でもあるので、やはり日本はオトメン国家になるということだと思います。歴史学的にいうと母系社会ですよね。

ちなみに、男も乙もオトと読みます。男と女が音でつながるという古代日本の深い哲学的思考です。音という文字は分解しますと、日が立つと書きます。アマテラスを岩戸から出したのはアメノウズメのダンス音と鶏の音です。今年は女音と男音を重ねないといけないのですが、状況がセクシャリティなものになればなるほど自分のオトメン色が強く出てしまい、やり取りに尻込みしてしまい、いかんともしがたい状況に陥っています。


本来、オトメンは天皇の警護の杖当人として清濁を併せ持った男性であったと思います。なぜそうかというと天皇は女性と決まっていたからです。女神を祀るオトメンですね。強い男性性を持つ女性と乙女心を持つ男性、この両者の組み合わせによってフェニキアは成り立っており、秦氏と加茂氏はそういう部分において深く結合していたんだと思います。


秦氏はキリストを人間的に産むマリアを信仰していたし、加茂氏は女神的『愛と自由』を心底信仰していたし、この信仰群を許容した縄文は、少なくとも五千年前からビーナス信仰を温めてきていたのです。

帝政ローマの勃興と同時に、排除された女神信仰がどこへ行き着きどう花開いたかを知ることは容易でしょう。なぜなら近代文明と母系社会が同時に花開いている国は日本しかないからです。近代文明のルーツは都市国家ポリスに遡及することができます。ポリスを知らない民族が安々と近代文明を自国文明に融合できるはずがないでしょう。ポリスでは女神信仰とプレ1神教が混在していました。西ではプレ1神教が1神教へと成長し、東ではオトメンが女神を守り続けてきました。

なんか壮大な話になりましたね。結局何が言いたいかというと、如何なる時もマリア様が見てるということでしょう^^;



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  2010/04/13 [00:23] (Tue)
今日は曲紹介が先になりますけれども

Jeepta の 「 」 を!




最近、ジャミロクワイのような音楽性を持っていた友人とヒップホップの音楽性を持っていた自分が融合させたかった音はなんだったんだろうかと考えることが多くなっていて(今年のテーマが音とダンスのマリアなので)、昨日ふと出会ったのがJeepta『日進月歩』でした。魂がほとばしっていますね。(ひょっとするとホトバシルの意味をもってよく考えろのメッセージかもしれません。走水とか走湯とか最近よくでてきますし。今までロゴスの世界にいたので、もっとホトバシらないといけないということでしょうか。ホが戸を通して走るのは音を通じてこそなのでしょうか。かなり深い意味があります。)たぶんあのままやっていたらこういう音楽性に入っていったような気がします。ロゴスから行ってもミュトスから行っても同じところに辿りついたということですね。

最近では初期大和王権と思われる時代の色とか音とか精神とかが泉のように沸いてきて、文字で表現できないので悶々とする時があります。やはり映像の世界に入っていかないといけないのでしょうか。



5日前にその『日進月歩』という曲でメジャーデビューしたばかりのジプタなんですけれども、上の心という曲のPVは女子がドラムを叩いているので、インディーズで活動していた昨年のものでしょうか。詳しくはわかりません。

女子ドラマーといえば、自分が高校の時にも天才女子ドラマーがいて、文化祭の時に、誰がその女子とバンドを組んで発表するかで、もみくちゃになって、やりたいといったものの自分の演奏レベルが低いためやっぱやめたいとか、変わりにやってくれよとか、そんな話が右往左往していたのを思い出します。

自分も部屋の肥やしになっていたベースで参加するとかしないとかで少し迷惑をかけたことがありました。

サッカー部だったので、言ったもののとてもバンド活動なんてできなくて、中間・期末テスト期間しか部活の休みがないので、とても文化祭には間に合わないですね。

普段のテスト期間中は、友達がうちに麻雀をやりに来て夜中まで雀壮化していたので、あまりモデル的な高校生ではなかったと思います。


そんな天才女子ドラマーがタイで食あたりで亡くなったと聞いたのは20代の頃です。人の人生なんてほんとうによくわかりません。結婚して旦那さんについていった矢先のことだと聞きました。なんて不条理なんでしょう。

普通にごはんを食べることができて、息をしていることだけにさえ感謝できます。それだけこの地上には不条理が満ちています。

20代とは言わず、10代でさえ世界には戦争に従軍して戦死していく子供たちもいますし、世界では人身売買なども活発に行われています。

そんな不条理を前に自分たちに何ができるでしょうか。

目の前の現実を少しずつ、ひとつずつ変えていくしか方法はありません。自分の身体ひとつで戦地に赴き活動するのもいいでしょうが、それでは、63億分の1の確率しかありません。しかし、日本をまるごと変えることができたならば、変革の確率は63分の1に一気に高まります。

私はパチスロ好きでもあったので、63億分の1が当たり目を引かない不可能な確率であることはわかります。しかし、63分の1は、確率変動中のような状態ですから、かなりの確率で当たり目が出るんですね。

本気でリーチ目を引きたいのなら明らかにそっちでしょう。

まず日本を変えれば、世界は確率変動期に入るのです。

せっかく生まれてきたんですから、何かに掛けてもいいんではないでしょうか?


不条理を地上から全く失くそうとしているわけではありません。そんなことは無理でしょう。不条理を失くすために後世にどれだけの意志を示すことができるかが重要なのです。光明が華を開くのは何十年も何百年も後のことです。

個人主義に陥ると自分がひとりで生まれてきてひとりで死んでいくと勘違いしてしまいますが、後世の私たちを想って死んでいったご先祖はこの国にはたくさんいます。


奈良・平安・鎌倉時代の大乗的仏教の興隆がなかったならば、日本は現在でも無明に包まれていたでしょう。今の日本人は、過去の光明の貯金を切り崩して生きています。無明な人間が国の中枢に居座っても国が崩壊しないのは未だ日本が光明に包まれているからです。この事実だけをみましても先祖に感謝できます。スピリチュアルとはそういうことでしょう。


ちなみに人間が受精する確率は1億から4億分の1です。普通一回ということはないですから、人間ひとりがうまれてくる確率というのは、63億分の1以上の気が遠くなるような少ない確率です。

つまり、人間一人が生まれてくる確率よりも世界を思い通りに変革できる確率のほうが高い(簡単)ということになります。これを仏教用語で言うと天上天下唯我独尊になります。世界を思い通りにする確率よりも自分が生まれてくる確率のほうが低いから全世界で自分が一番尊いという意味です。決して自分だけが尊いという意味ではありません。

これが唯識の根拠ですね。私がヒーリングストーンの思想的根拠を語るときに認識論、存在論という言葉で表現しますが、その認識論のリソースでもあります。西洋文明は人間革命以降、精子を生命にカウントしなくなったので、地上に生まれてくる確率が100%「当たり前」になりました。それが唯物論を巻き起こし現代日本人の自己存在への信頼感をも喪失させています。

私のセッションではそれを唯心論に転換しています。つまり自信を回復したり、心を取り戻したり、生きる力を養ったり、そのことによって通常聞こえるはずの大地からのメッセージを聞くということです。

(自分を特別な存在として他者に認めさせたい人は、この天上天下唯我独尊の境地を体験してないからであり、そういう世界があるということも知らなければ、一生、他者を支配したりコントロールしようとします。こういう人たちが社会の中枢に大勢入っていきますと絶対王政という政治状態が出現します。後期大和朝廷ですね。)




ですから、人間ひとりひとりは生まれてきた時点で神ということになります。そして地上に生まれてきて誰かとめぐり合う確率はもちろんそれ以上ですし、男女が恋に落ちる確率は、物理学の常識を超える奇跡の確率になります。

こう考えれば、自分が普通だと思っていることが、普通じゃないことに気付くと思います。宇宙の常識から言うと、何日間も生命を維持できない確率のほうが高いんです。(これはロゴスからワンネスに到達するゲートウェイです)

無駄なことはできないですね。感じたことは全部表現したいですし、愛すべきものは愛し続けたいし、楽しめるものは全部楽しみ尽くしたいですね。

「 心 」 ある限りね



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  2010/04/09 [00:37] (Fri)

ご返信をお待たせしている方など、本当に申し訳ないです。ブログを本格的に書く余裕もない状態ですが、ざっと書き留めておきます。


ずっと”金獅子”につきまとわれていますが、おそらくは六甲山の山中の獅子岩の巨石であると思います。

『見たくない・行きたくない』という感じがしているのは、おそらくその巨岩に住宅地が迫っているということ、それがないがしろにされているということ、そしてそれを見ることによって、自分の中のロゴスが、さらに活性化してくるということ、でしょう。

人間は、土地で睡眠をとると、その土地のメッセージを自分でも認知できない深いレベルで受け取っており、それがローカリティ・愛郷心などになっていくのですが、六甲の金獅子が阪神タイガースの虎と重なるのはすごいことだなと思いました。

弓弦羽神社に行きました。六甲山は古代、弓弦羽嶽(ゆずるはだけ)と呼ばれていて、この”ゆずるは”が熊野とつながっていて、国譲りともつながっています。

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『いづる・ゆづる』の語の中には、鶴(つる)が含まれていて、弓弦羽神社の神紋は、弓に乗った鳥(つる)。ヤタガラスでもあると言われています。




じゃあ、”いづる”は、何かと言えば、泉(または井戸)に乗った鶴、これはイコール瀬織津姫ですね。”いづ”が伊豆や伊都国につながり、”ゆづ”が湯や柚子につながるのは深い意味があります。”も”は【雲(空を隠す)、藻(海を隠す)、喪(命を隠す)】などを意味し、ヤマト言葉では雲隠れ、すなわち死を意味しますから、イヅモがイヅルの逆の語であるということは容易に想像ができます。


このようにヤマト言葉には、現代人が想像だにしない深い深いメタファーと哲学的思考が横たわっています。


私たちが、なんとなく使っている”譲る”という語は、弓と鶴の合成語なんですね。


弓が何かと言えば、神→人、人→人、人→神などのエネルギーの方向性を表すメタファーであり、射抜かれた場合は、心と心がつながる、気のつながり”きづな”ができるわけです。”つながり”は、綱であり琴引きにつながります。国譲りと国引きは、”押す”と”引く”の関係にあります。弓で射って、綱で引く。弓を射ることと綱引きが神事になるのはこういう理由があります。


この”きづな”を裏で切ることを”裏切り”と呼びます。また、白羽の矢が立ったのに、とぼけることをシラを切ると言います。そういう状態を見ると皆、シラケます。

白羽の矢が立って、その”シラ”を以って地域を統率することをシラスと言います。スは”統べる”のスです。”知る”は、この”シラ”からできた語であり、ヤマトの世界では、知ることと理解することは同じことを意味しました。

”白羽の矢”を理解するということは、その意味(裏に横たわるメタファー)を理解するということであり、意味を理解しなければ”白羽の矢”が見えないのです。

チベットでも、次期ダライ・ラマには”白羽の矢”が立つわけですけれども、ラマの化身をサーチする人たちの宗教意識が低下すれば即座にメタファーが理解されなくなるので、国が危機的な状況に陥ります。だからこそチベットでは、未だに宗教意識を高めることが多くの人の人生の目的であるし、国の根本原理に据えられているんですね。

このシステムは、日本でも飛鳥時代ごろまでは存在していて、白鳳の大地震で大地が隆起したフォッサマグナ西端に都を移すかどうかでかなり激しい駆け引きがあったと思います。

こういうことを知らずに神社に闇雲に手を合わせていますと、本来あるべき古代ヤマトを知らず知らずのうちに封じてしまっているんですね。日本では万物に神が宿りますから、封じた側にも神が宿っています。

封じた側を恨むのではなく、冷静に状況を分析し、これから私たちがどういう世界を望むのかを共有していければ、その新たな世界に強力な神が宿ります。私たちひとりひとりの光のあて方によって世界は変わっていくだけです。

また、弓弦羽(ゆずるは)と出羽(いでは)はつながっていますし、天津羽羽とアラハバキも同じ文明の中にあります。また、走水神社 (横須賀市)(はしりみずじんじゃ)と走水神社 (神戸市)(はしうどじんじゃ)、走湯権現と道後温泉、伊予三島・伊豆三島なども、水・湯・ハハキの失われた初期大和朝廷の文化の名残です。

ある時期から人間が神になって民衆を統治するようになりましたが(絶対王制天皇制)、それ以前は白羽の矢が立った大王が天神との媒介を行い民衆を統治していました(一君万民天皇制)。

その境となったのが、律令国家建設であり、記・紀編纂に合わせて名前は出しませんが、大きな古墳や神社が造られていったのです。本来、神の社(やしろ)は、巨大なものではありませんでした。重要はものは神が宿る杜であり、拝殿や境内はそれほど大きいものは必要ありません。必要以上に広大に整備された神社は律令国家の思想を取り入れており、主人公が神ではなく人間であることに注意しなければなりません。


上記2つの統治方法の違いを多くの人が明確に認識できれば社会は、愛と自由のアフロディーテに近づくでしょう。この違いを理解できなければ、社会は変わらないですし、オカルトや単なるスピリチュアルごっこで終わってしまいます。

今、私たちがスピリチュアルという価値観を通して、なんのためにつながりを広げていっているのか、を深く思考しジャッジしなければならないのです。

知って語るだけでなく、理解することによって行動しなければならないのです。



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  2010/03/29 [00:14] (Mon)
ご連絡頂いている方、申し訳ありません。本日、メールチェックはしましたが、ご返信ができずにいます。明後日くらいから順次させて頂きますので少々お待ちくださいませ。

今日は、早朝から『イブキ・メブキ』のメッセージから始まり、エンジェリックな一日でした。

メブキ(芽吹き)⇒女神が吹くと転じ、「Mikamiに来なさい」というメッセージがあり、三上山かなと思いましたが、三ケ日であったかもしれません。

東名・名神で西へと進みましたが、桜が満開であったのは、三ケ日だけ。やはり黒潮の影響でかなり暖かいですね。太平洋側は。

今日は、相模の大山も富士山も雲隠れしていましたので、サの神が里に降りて来て、コノハナサクヤに転じたのだと最終的に感じました。


伊吹山は、今回も天と大地の結合を象徴するかのように頂上にだけ黒い雨雲を被り、鈴鹿山脈は幻想的でした。

三上山(近江富士)が見える場所で、休憩し、六甲に到着しました。

上空の方にだけ黒い雲がかかり、逆さ六甲の下から夕日が落ちてくるという現象に遭遇し、オオヒルメを強烈に感じました。



3.28 サニハの日に寄せて

詳しくは、また後日レポート致します。




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政治/経済、宗教/哲学を基本としながら市民活動やスピリチュアル活動など、広範囲に動いております。行動範囲は今のところ、東は茨城県から西は中国四国地方までです。特に修験色の強い山間部の地域活性化に興味があります。該当自治体の担当者の方からのご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
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