只今、クオリア・クリエイツ関西を募集致しておりますが、五大元素学習の『Why』の部分について少し説明が足りないようなので補足します。
縄文時代より私たち日本人は火(火焔土器)や水、土(土偶)や木などに対して深い洞察を持ち続けて文明を維持してきました。
それが上代に入り中国の陰陽五行と習合し体系化されていくわけですが、その名残は今でもあります。
しかし、上代のある時期に五行を使って五行を封じるということが行われ、本来、火が祀られていなければいけない場に水が祀られていたり、本来、水が祀られていなければならない土地に火が祀られたりしています。これは女神と男神が巧妙にすりかえられていることと同じ意味を持ちます。
このような現状の中で、スピリチュアルを少しかじって先達がいないままで聖地巡礼を行うことはかなりのリスクが生じてきます。
リスクというのはこういうことです。
水が祀られていなければならない土地にその土地の神さまが火だからといって霊的な火のエレメントを中途半端に注入し過ぎると、大地の水はそれを回避しようとして暴れ出します。それが洪水や地震につながります。
古代の信仰が失われて、なんとなく祭神を祀っている神社もありますし、権力によって強制的に祭神変更を余儀なくされた神社もあります。
こういう状況ですから、5大元素に対しての深い認識と過去の政治的な背景を知らないと返って土地を痛めつけてしまうことにつながります。
また5大元素に対しての深い認識を持つことによって嘘を見破ることもできるようになります。如何にこの国の神々が政治的な都合によって破壊されてきたかを知れば愕然とするでしょう。
今、取り戻さなければならないのは、このように破壊や断絶されてきた自然神であり、日本が律令国家を形成する前に体を為していた精霊信仰の国なのです。
『もっとも偉大なのはメタファーの達人である』
と言ったのはアリストテレス『ウィキペディア(Wikipedia)』ですが、五大元素の世界や古代の日本の文明は俳句や和歌に代表されるように全てメタファーで構築されています。万葉集は全てメタファーです。
その後、ローマの文明(メタファーと対立する文明)が流入してきまして、西洋でもルネッサンス以降メタファーが否定され続けてきました。現在の日本人はこのルネッサンス期のインテリジェンスを用いていますので、ほとんど日本の古代を理解できていません。
そのような状態から本来あるべき日本人の世界認識へ戻そうとするのが、私たちが長年活動してきておりますスピリチュアルですし、スターライト・クオリア、クオリア・クリエイツ関西であります。
日本人の場合は西洋人とは違い知識を輸入しているだけなので、すぐに古代の認識を取り戻せます。
ルネッサンス期にホッブスやロックによって、メタファー的な世界は否定されてきましたが、もうひとつスピノザなどの流れもあり、これらがメタファーの世界の後継者となって現代の哲学思想のマイノリティとしてかすかに流れがあります。しかし、西洋においてこのメタファーの世界(先住民族系の文明)が国家を形成した事はありません。(ケルト人は巨大国家を嫌いましたので)逆に、先住民族系の文明が国家を為した国々(シュメール・エジプト・アステカなど)は近代文明を超越する事ができていません。両者(先住民族系の文明と近代文明)が共存している(いた)国は世界でも日本しかないのです。
深いところを言いますと、金山彦(近代文明の元になった金属の神)と大地の自然神が霊的に結合(国常立)するほどあらゆる民族の思想的格闘が古代日本で頻繁に行われたということです。
それほど日本という島は古代のユーラシア大陸のあらゆる民族から、『東方の日出ずる国』として神聖視されていたということです。そう考えなければ、国常立の思想が生まれる背景が説明できません。
この流れに基づいた認識論によって私たちはヒーリングストーン☆ラビングアースを宣言しているのです。
古代クリスタルたちは先住民族系の文明の人々によって重用されましたが、前述したメタファーや認識論に基づくことなしでは認識できません。パワーストーンという認識は先住民族系の文明を外側から見るローマ系の神秘主義であり、いつまで経ってもクリスタルの本質を理解することができません。
一部のアメリカのニューエイジは鈴木大拙がカリフォルニアで広めた禅の流れを継承しているので、現在の日本人よりも先住民族系の文明を理解できる場合があります。しかし、ほとんどの場合がローマ系の神秘主義なので、この違いを見極める眼を持つ事が最も必要でしょう。
その違いや歴史的背景を全く理解できていない白人至上主義の日本人や日本のスピリチュアル企業には気をつけないといけません。分析することなしの妄信はカルト宗教に他ならないからです。
少し難しいかもしれませんが、クオリアの講座でこのような難しいことをするわけではありません。
メタファーの世界は受け取り手によって、難しくもなり簡単にもなります。浦島太郎や鶴の恩返しなどの昔話が良い例です。
まずはこういうバックボーンがあって、現代世界を客観視する必要があるわけです。ここが見えていないとなぜ今、スピリチュアルが力を持ってきているのかも視通すことができません。
まずは近代哲学のプラットフォームを越えないと次には進めないのですね。
皆で、昔話と万葉集のメタファーの世界にダイブ致しましょう!
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