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古代神や古代聖地をご紹介し、神仏基に対する信仰を再生して頂くお手伝いをしています。
  2024/04/29 [10:50] (Mon)
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  2010/12/08 [01:11] (Wed)


SPEED の 『 Walking in the rain 』 です。

スピードがないスローなバラードですけど完全R&Bで心地いいですね。
スピードの中ではベスト3に入るのではないでしょうか。名曲です。PVの質感も最高!!全然時代性を感じさせません。普遍的です^^

不易流行で言えば、不易の部類に入りますね、そういうのが大好きです。


『火』の男性原理が癒されます。癒されるというか『水』と調和するといったほうが正確かもしれません。

セオリツ宿ってますね!水の言霊を持ってる歌。



『火』は常に『水』を求めて、『水』は常に『火』を求めています。


その2つの元素が完全に打ち消し合ったときに、『空』(悟り)ができます。

そしてそこに『風』(息吹/神風/ルーアハ)が吹きます。


古今東西、”悟り”にはこのような経路/構造があったと思うのですが、野蛮・無明というレッテルを貼られ忘れ去られたようです。


ギリシャ神話では、大地の女神がガイア、天空神がウラノスであるように男女同権/火水同等が古代の常識であり、男性上位というのは本当に最近の話しになります。

”燃”は、自然のものに火がつくと書くから、自然のものはほとんど燃えるということですよね。

だけど液体は燃やすことはできない。それが『水』なのではないでしょうか。

だから、その『水』にいくら男性原理の『火』(怒り)を持ち込んでも決して燃えない。なぜなら流されるから。そもそも火をつけることができない。それがアメでありアマ。

これが中瀬のセオリツの本質的テーマですよね。


同じ液体でも『油』は『火』の効能をさらに引き出します。

女性原理が、この『油』になっている場合は大変です。※コノハナノサクヤビメ※は本来、水神なんですが、ニニギの男性原理に『油』を注いで産屋に火を放っています。

何度も書いてますが、ニニギは拳を握るの神格化であり、男性原理である”力への意志”をあらわしています。女性原理がその”力への意志”に同調してしまうと、その女性原理は『油』になります。

つまり、女性が地位や名誉や経済的成功に固執しすぎると『水』が『油』になります。水と油は見た目がほとんど同じだから自分でもほとんど気付かないから大変です。

芸能人は離婚を繰り返して幸福をつかもうとしますが、『火』に『油』を注ぐことが産屋を燃やしていることに気付かない場合も多々あるようです。

心の平安や安寧、世界平和は、とどのつまり、火と水の調和であります。だけど良く勘違いされるのが『水』(愛や優しさ)だけがそれらを導くという考え方。

”流れる”には枯れるという語が隠れています。つまり流れは無限ではないということを意味しているんです。つまりその無限性を生むのが『火』(怒り/原動力)なんですね。水が何によって生まれるかと言えば、火(日)が水を蒸発させることによって雲ができてそれが雨になって地上に降り注ぎます。

このメグリを特に”ムスヒ(結び)”と呼びました。(火と水が調和してますよね)

男性原理である『火』が、女性原理である水面を照らし水は巡る。どちらか一方が正しいわけでも優れているわけでもありません。両方が必要ですし両方が尊重される必要があります。日本神話はそういう風に書かれています。

男性と肩を並べたいとか上回りたいとか優位に立ちたいとか、そういうことを考えた瞬間に既にそこには”ムスヒ(結び)”の糸はなく『油』しか残りません。『油』は、なかなか乾かないので潤っているように感じますが、実は潤っているのではなく乾かないだけなので、ある種まやかしになります。

肌の新陳代謝をあげるのは化粧水(油)ではなくて、単純で清浄な水になります。


話を元に戻しますと、海底火山が噴火して島ができるとします。この場合、『火』(怒り)が噴出して『水』によってすぐに冷却される。そのパーセンテージが最高の状態と考えられたから、古代大和で島は信仰されたんですね。

そもそも日本列島は水に囲まれた島国でありますから、母系社会なんですね。

だけど戦後、ジェンダーフリーなんていうものが流入してきて、変質的な被害者意識が蔓延して、日本社会の女性原理が『水』から『油』に変わってるんですね。少子化にはこういう理由があります。

男性原理『火』は本能的に『油』を禁忌しますから、マッチングもなかなか進まなくなります。


なんとかしないといけないと思います。

この『水』と『油』の神話というのをもっと掘り下げないといけないかもです。

これからのテーマかもしれないですね。

書いてなかったですけど、火と水の統合の湯の項がある程度終わって、湯の中から剣(象徴としての)が出てくるイメージをもらってたから、それにたぶん『油』を塗るんでしょうね(笑)

でも普通、刀には油塗りませんよね^^;白いパフパフみたいなやつを塗ってるから、、、

多分なんかあると思います。刀とか剣に『油』(ガマ油みたいな)を塗る神事みたいなものが。探してみます。
たぶんサクヤ姫と関わっていると思います。




※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用



  
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  2010/12/05 [15:03] (Sun)
1昨日、横浜の伊勢山について書きましたが、賀茂氏のコウヤマ信仰が意外にも深く刻まれていて、新しいものが見えてきています。

神戸の甲山(古代名コウヤマ)を筆頭に高知のコウノモリ、伊豆の三倉山や大室山、伊勢の飯盛山、そして賀茂神社の神山(コウヤマ)。全て同じ信仰に基づいています。

この他、兵庫の丸山、大阪の五月山、香川の飯野山なども候補です。

全て、山脈と平野の境目にあるピラミッド型の小さい山がご神体になっています。いわゆる※神南備※です。


その最も原始的な形態として高知坐神社(玄松子の記憶)。よく間違いがますがコウチじゃなくてタカチです。

奈良に入って高市になりますが、元々、万葉集にも出てくる『高いところから知ろしめす』という天皇の隠語。つまり皇(コウ)なんです。神南備とコウ、女系天皇制(マリア信仰)はワンセットですね。

高知のコウノモリのすぐ南に斉明天皇稜のウクルス(クロス)山があります。サイメイのサイはユリのこと。そしてそこは古代、神河(三輪川)と呼ばれた仁淀川と古代合流しており、その合流地点に三輪紋の椙本神社があります。ダイコクさんは元々ここから出ているという伝承があります。

川を遡っていきますと/父・母・子/三位一体を祀った弥生時代から栄えた修験馬場/石鎚山があります。そしてその最河口域に牛頭天皇/牛尾の江、日本初の天満宮があります。

ですからおそらく伊勢山皇大神宮の大神神社は、本質的には奈良の三輪神社からの勧請ではなくて、元々並列な状態であったと思います。サイ神社はユリであると思いますし、元々、サイノカミ/サエノカミ(道祖神)は女神であったかもしれません。そしてアマテラスが猿田彦。入れ替わってますよね。。。


”知ろ”は白でもあり、城でもあり、ヨリシロの代でもあります。

白は白山姫につながり、城は弥生時代の権力構造につながり、ヨリシロは国栖たちのイワクラにつながります。


笑い話のような話しですが、高知にはコウイタ山という山があって、なんでそんな名前がついたかいうと”コウ(皇)が居た山だから”という伝承があります。それだけなら話はそこまでですが、その山に三角形に詰まれた巨石遺構があり、それが安徳天皇稜だというから問題は深刻です。

東には剣山、南には神通寺という巨大古代寺院跡があり、すぐ隣は※いざなぎ流※の物部村です。


それが結局、何につながっていくかというと但馬のコウノトリですね。

さらにいうとコウ(皇)が鳥になって飛んでいく、これこそ白鳥伝説の根源であるような気がします。つまり高い所から知ろしめした皇(タカチ)が元の場所に還るということです。

但馬は水鳥埴輪の最大出土地です。

そして、そこは豊受大神の土地。


元々、イシュタルを祀っていた伊勢内宮の地にアマテラスとして猿田彦(太陽神orルシファー)の神格が載せられて、イシュタル/アテネが軽視されたため葛城系の伊勢度会氏が外宮として豊受大神(イシュタル/アテネ)復活。

たぶんヤマトタケル伝説も、本当はヤマトサユリ伝説だったんではないでしょうか。いわゆる※マリア昇天※。

だから熊野奥の院が淡路のユズルハ山。そして斎宮の西宮にユスルハ嶽(六甲山)。

ユスルはユズル(譲る)だから、国譲り。全部辻褄が合いますね。

そもそも日本の古代天皇制は女性天皇の伝統が根強く、新しい文化と思われていた中国の男性皇帝に引け目を感じていたらしく、男性のフリをして書を送ったという逸話もあったはず。

思わず横浜の伊勢山でサクヤ姫から桜のインスピレーションを頂いたという話しでした。


ということで MAX - TORA TORA TORA です。埋め込みできないのでリンクでどうぞ♪

元々(英語だったかな)洋楽テクノの原曲が好きでかなり聞いてましたが、MAXバージョンもすごくいいです。

寅年ももう終わりなので、最後にトラトラトラを叫んでください(笑)

トラトラトラ※は、真珠湾攻撃の成功電信でもあるので、微妙な感じですが、聖徳太子と物部守屋とのやり取りのことでもあるので、結構、関わりがあると思います。近々、守屋関連の調査にも行く予定ですし。

それでは、皆さん師走で忙しいとは思いますが、こういう時こそ、ゆったりと過ごしてください。



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  2010/11/29 [22:16] (Mon)

今、大国主文化圏と天照文化圏の比較文化研究を進めていますが、前々回の御厨神社(ミクリヤジンジヤ)から※御厨人窟(みくろど)※へとつながってきています。

御厨※とは台所の敬語表現ですが、明石の御厨神社に朝日として天照大神、夕日として豊受大神が祀られているのは非常に象徴的であると思います。

つまり、保食(うけもち)神としての性格が夕日として表れているからです。また御厨は皇室や伊勢神宮直轄の荘園なども意味しますから、古神道においては非常に重要な土地ではなかったかと思います。

ただ、御厨人窟(みくろど)には神明窟があり、そこにオオヒルメが祀られているのはある意味、衝撃的であると思います。

六甲山系では【オオヒルメ=天照大御神の構図】は暗に示されていますが、神明とオオヒルメをつなぐ祀り方は存在しません。

つまりこれは何を意味するかと言うと、大国主文化圏の【神明宮=オオヒルメ】が伊勢に根付いて【神明宮=天照大御神】になったということではないかと思います。

御厨人窟(みくろど)は、空海が金星を食べた場所でもあり、近くのホツミサキ寺は星の頂点という意味ですから(それがなぜかといえば日本で最も尖った半島であるから)、金星を考える上では非常に重要な聖地といえるでしょう。

金星およびルシファーは、丑寅の金神として江戸末期まで民衆に恐れられていましたし、伊勢神宮内宮の元宮は朝熊山山頂の金剛證寺(こんごうしょうじ)であると思われます。金剛證寺の起源は欽明朝の明星堂ですからこれも金星なんですね。

金星の女神はイシュタルであり、これが”天の牛”と関わっています。高知県中央部の子宮型内湾の山によって門のようになっている両岸のすぐ北側がそれぞれ牛尾の江(潮江/吸江)と呼ばれています。

西側の牛尾の江には※菅原高視※が居つき、東側の吸江は五台山とされ※夢窓疎石※(むそうそせき)などが居つきました。五台山には5つのピークがありそれぞれに巨石遺構があるようですからこの山が聖武天皇の時代に中国の五台山に似せて名を冠せられる前からなんらかの信仰があったのは確実であり、それは10世紀ぐらいまで確実に引き継がれていたのだと思います。

以前にも書きましたが菅原道真が左遷されたり不遇の目にあったのは朝廷内部で北極星や金星の星信仰を敵視する考え方が出てきたためであり、その結果、日本神話からは星神が消えました。ひとりだけ※天津甕星※(あまつみかぼし)が出てきます、悪神として。。。


話を元に戻しますと、その牛尾の江は、日吉大社の牛尾山ともつながります。

以前、琵琶湖の子宮型祭祀のことについては書きました。

琵琶湖から瀬田川のサクナドを通って宇治から淀川へと流れ大阪湾へと注ぎます。

四国においては西日本最高峰の石鎚山と西日本で2番目に高い剣山に水源を発した2つの川が古代、高知県中央部の子宮型の内湾に注いでいました。戦国時代に流砂によって内湾の一部が埋まり人工的に埋め立てられるまでは内湾に七つの島が北斗七星のようにあったとも言われています。

このような信仰は、琵琶湖や伊豆七島の文化とつながります。これがおそらく国栖(国津神)たちの信仰であり、出雲と呼ばれる古代文明の基層です。

それは決して古く土着の信仰ではなく、むしろオリエンタルな色彩が非常に強く、さらにはそこに縄文色も強く反映されていた世界に類を見ない奇跡的な文化でした。


古代メソポタミアでは陸と海の生殖などが信仰されましたが、バビロニア文化などの変遷を経て、そのような古メソポタミアの文化は、日本に流入してくる時には既に無くなっていたのですが、日本の縄文と結合することによって、バビロニア以後のメソポタミアに起源を発する文化たちが急速に古メソポタミア化していったような感じになっています。

シュメール人は、黒髪で背がそれほど高くはなく、黒い瞳であったと言われているので、おそらくは日本の縄文人となんらかの深い文化的結合があったと思われるので、そこから派生したメソポタミア文化が日本に入ってきたときに、先祖ガエリするというのは自然な流れであるとは思います。


なぜこんなことを書くかといいますと、その古い時代の信仰は、<神/自然/人>がうまく調和しながら美しく生きていたわけであり、かなりのLOHASであり、エコな社会でした。

権力の集中もそれほど強くなく、どちらかといえば分散型であり、現代の日本社会が見習うべきところがたくさんあります。

生贄や人柱もありましたから手放しに古代礼賛というわけにはいきませんが、普通に山ノ神を敬い、普通に川の神に感謝し、普通に海の神に祈りを捧げる社会に少しずつ戻ればいいかなとか思います。


ひとつの山間のお寺に何十もの宿坊があり、何千人もの人々が常時滞在していた馬場が全国に無数にあったのが日本の本当の姿です。明治時代に入ってここ150年ほどで急速に廃れましたが、それ以前は何千年もの間、存続していました。


その150年のブランクを埋め、元あった形で子や孫に継承していくというのが、現代に生きる私たちの義務であり、使命であると思います。



何回聞いても泣ける 今井美樹 さんの 『 PRIDE  』 です。

作詞はだんなさんの布袋寅泰さんです。恵比須・大黒天がでてきて布袋サンも出てきました。

そうすると弁財天は、オオヒルメでありセオリツでありイザナミでしょうか、、、日本の信仰ってほんとに面白い^^知れば知るほどPRIDEが持てますよね、自分の国に。

でも先走れば先走るほど日本という国は<自由と孤独>の両方を与えてくれます。それほど懐が深いです。歌詞通りですね!






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  2010/11/24 [18:51] (Wed)
不耕起で有名な※岩澤信夫※さんという方がいらっしゃいます。

不耕起栽培とは?(たんぼ博士の応援隊)

上のページの中でも書かれていますが不耕起という言葉そのものを福岡正信さんが造ったようです。

福岡正信※さんについては、以前、=わら一本の革命=記事で少し紹介しました。

自然農法※(しぜんのうほう)の歴史についてはリンクに概略が書かれていますが、実際は実践している方はたくさんいると思います。


有機農業※の”国際的な動き”項に世界の農業思想の流れがざっと記載されています。


そこには以前紹介したシュタイナーのバイオダイナミック農法のことも書かれています。


有機農業を慣行農法より優れていると信じることが疑似科学として判断されたり、自然農法がある種、
フードファディズム※(food faddism)として認識される現代社会が、日本神話を理解しがたいものへと昇華させているのではないかと思います。


江戸時代まで積極的に信仰されたセオリツ姫信仰は、強烈な水へのフードファディズム的信仰ですし、※御饌※(みけ)そのものが現代科学では疑似科学と切り捨てられる領域であるでしょう。

しかしながら、土や虫を根こそぎ殺す慣行農法こそ疑似科学ではないかと私は思います。


科学はそもそも哲学から派生した学問であり、フィロソフィアの語源は
※philos(愛)+希: sophia(知恵、知、智)が結び合わさったものであるので、元来「philosophia」は「知を愛する」「智を愛する」という意味※があります。

果たして土と虫を殺して循環不可能な耕作地を生み出すことが知的であるのかどうかは火を見るよりも明らかです。


現在の稲作の技術は実は1300年ほどの歴史しかないと言われています。それは、たたら製鉄技術が確立して鉄のくわが発明されてから現代稲作技術が確立されたからです。


しかし、私が知っているところでは、居徳遺跡では縄文時代晩期(2800-2500年前)の木製の鍬が発見されています。※稲作※項を見ると岡山県からはかなり古い時代のプラントオパールが見つかっています。

2800年ほど前に木鍬が見つかっていますが、木鍬ではそれほど深くまで耕せないので、結果不耕起みたいな形になっていたんでしょうか(笑)よくわかりません。鉄がない時代は肥料もなかったですし、月の運行に沿って収穫していたかもしれないので、私が実践したいのは<木鍬+不耕起+バイオダイナミック農法(シュタイナー)>みたいな感じになります。


ちなみに※製鉄の神※は、日本においては天目一箇神でありギリシャではキュクロープスです。鍛冶神と一つ目が重なっているのは世界広しといえども日本とギリシャだけのようです。

イクド・ルシェルではこの問題についても深く潜行する予定です。シラヤマリアの項より赤の女神として言及しています。


西洋の神秘主義では軍神マルスが鉄の神としての神格を持つようですが、このマルスに関しては以前、言及しました

3月と5月が入れ替わっているのではないかという記事です。前々回の二期作の記事でも少し触れました。

3と5と言えば、5男3女の八王子であり、5は5本指、つまり握ること、ニギハヤヒ・ツルギなどを隠喩します。哲学用語で言えば※力への意志※です。(このエネルギーを持ったスフィアラビングアースはご紹介しています)

そして3は、宗像3女神などに代表される3人の女神です。私は三体妙見などとも呼んでいます。ざっと説明しておきますと3人の真ん中がイチキ島姫でありサクヤ姫でありセオリツ姫です。東京都の八王子もこの信仰が元になった名前です。ちなみに日吉の八王子権現を勧請しています。

全国的には日本神話の八王子と八王子権現が習合していることも結構あります。


つまり本来は3⇒6⇒9が女神の聖数で、5⇒10が男神の聖数ではなかったでしょうか?

3⇒Mマリア 6⇒セオリツ 9⇒ククリヒメ

5⇒握り拳(ニギハヤヒ/ニニギ) 10⇒十拳剣(とつかのつるぎ)


おもしろいのは、※アマテラスが十拳剣を3つに砕いて宗像三女神が生まれている※ということ。

10を3で割ると1余りますよね?どこに行ったのでしょうか?

これが神無月(10月)の秘密なんですね、、、


本来、割り切れないものを割り切ってしまう神威の強さというものも表しています。だからこそ戸(十)が開く。

10の男性原理を3の女性原理に付け替えるという深い意味も持っています。


神話が起こった逆の方向から進めて天岩戸を開くとすれば、まず付け替えられた男性原理と女性原理を元の鞘に収めること。そして本当の女性原理を3つ、そして割り切れないであろう+1の男性原理(剣)を持って行けば、十拳剣が来たと思ってアマテラスが出てくるのではないでしょうか?(笑)

天岩戸はどこにある?ひょっとして戸塚(十拳)?


そういえば神無月の留守神はエビスさんですが、以前エビス=ヨシュアみたいなことを書きましたが、十はクロスでもありますし黒須/黒巣とも書きますよね。ちょうどこれって事代主(ロゴス)と大国主(笑い)みたいですよねー。でも実際は事代主がエビスさんに習合しているみたいで逆にはなってます。

でもだいたいロゴスと笑いが重なるのは私の求めている方向性でもあり、ある意味、本当のクロスかもしれないですよね。

ちなみに住吉=素三好=ヨシュア=ミヨシノノの通りに栗枝渡(くりしと)神社(4trave.jpl)は徳島県三好市栗枝渡にあります。近くには山の中にも関わらず住吉神社があるようです。



さらに追加させて頂きますと、ギリシャ神話には※運命の三女神※がおりまして、その運命の秘密をプロメテウスが知っているようです。これを日本神話に置き換えますと、宗像3女神の秘密を猿田彦が知っているということになります。

日本一長い半島であり猿田彦の鼻や男根を神格化した愛媛県の佐田岬の北側には宗像3女神と深い関わりを持つ姫島があります。石器時代より黒曜石の産地で栄えた島です。

また、北欧神話においては運命の三女神はノルンに相当します。※ノルン※にはオーディーンでさえその定めに服属しました。

ちなみにオーディーンは片目です。日本神話に置き換えますと天目一箇神は宗像3女神の定めにさえ服属したということになります。そしてその秘密を知るのが猿田彦。

そしてその運命の女神たちノルンは、※世界樹ユグドラシルの根元にあるウルザルブルン(「ウルズの泉」)のほとりに住み、ユグドラシルに泉の水をかけて育てる※とされています。

日本神話がギリシャ神話とあまりにも酷似しているので、8月に探してみました。多度大社にそのインスピレーションがかなりありました。ノルンの1柱であるスクルドは※ワルキューレ※の一女神とされています。

ワルキューレは、一般的には※鎧と羽根のついた兜で身を固め、槍(もしくは剣)と盾を持ち、翼の生えた馬(ペガサスなど)に乗る美しい戦乙女の姿で表される。 しかし、スカンジナビア半島では筋骨逞しいアマゾネスのようなイメージがある※とされています。

剣の部分が熱田でペガサスの部分が多度に相当します。おそらく弥生の上にのかってきた北欧神話だと思います。草薙剣が熱田大社に収められるきっかけになった信仰であると思います。草薙剣自体はそれよりももっと古い剣であると思うので、おそらくは北欧神話を持った人たちが元々土着で信仰されていた草薙剣を自分たちの信仰であるワルキューレの剣にそれを相当させたというのが歴史の裏側であると思われます。

面白いのは伊勢では女神※イシュタル※やアルテミスが見えますし、阿波では女神アテネが見えます。全て『戦の女神』です。

日本の古代戦争では女神を掲げて戦うのが決まりごとであったようです。縄文のヴィーナス信仰の名残でしょうか。。。

これは神功皇后神話にも強烈に引き継がれていますね!住吉神と神功皇后の関係も深いですしね!




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  2010/11/21 [11:58] (Sun)
今日はなぜか朝から、標準子午線のことが気になって調べていました。

最近、御厨神社(ミクリヤジンジヤ)のことが気になっているからでしょうか。。。

イクドのサイトのほうにも書きましたが

************************
渡会春彦は菅原道真の死後、南西四国から土佐入り(宿毛史)し、土佐中央部で道真の長子・菅原高視に遺物を届けたところで亡くなっています。春彦のお墓は高知県高知市の大津(網敷天神社)という地にあります。今夏、訪問しておりました(Lemurian resonance)が、墓所案内板などが倒れていてショックを受けました。春彦は伊勢神宮外宮祭祀官で道真を幼い頃より育て上げた豊受大神に精通した人物です。
***************************

春彦さんからのメッセージでしょうか、、、

春彦さんは御厨神社に霊牛神社として祀られています。

それと非常に気になるのですが、朝日神社(天照大神)と夕日神社(豊受大神)が祀られています。

出雲大社の祖神である※日御崎神社※とは全く逆の祀られ方ですよね。

また、朝日と夕日を同時に祀るのは非常に珍しく、両方に開けている瀬戸内ならではというか、なんらかの中心点が古代、存在したことを物語っているとも思います。

日本標準子午線は明治19年7月13日の※本初子午線經度計算方及標準時ノ件※(ほんしょしごせんけいどけいさんほうおよびひょうじゅんじのけん)の勅令で決定されたようです。


1884年年の万国子午線会議でイギリスのグリニッジ天文台ではなく、フランスのパリ天文台が勝利していたら富山県東部と愛知県豊橋市付近を結ぶ線が、日本標準時子午線になっていたらしいですが、これもまた面白いですね。 参考⇒明石市時物語

豊橋付近の石巻山で中央構造線が急激に北に巻いているので、そこが時を刻む場所になっても面白かったかもしれません^^


なぜ135なのかはここ(msn相談箱)を参照してください。

明石の東経135度上には※柿本神社※ (明石市)があって非常に気になります。

※「人麿(ひとまる)」を「人生まる(ひとうまる)」と解し安産の神として、江戸時代からは「火止まる(ひとまる)」と解し火防の神としての信仰もある。※

昔の人はほんとにメタファー好きで言葉遊びが大好きですね。それは事と言と琴が同じと考えていた民族ならではの文化ですね^^

京都の愛宕神社の元宮とされる※月輪寺※も月への信仰が火伏せへと変わってるのは、この柿本神社が大元であった可能性もあります。

柿本神社の別当寺は※月照寺※。空海が建立して本尊は十一面観音です。空海以前に聖地であった可能性は高いです。


つまり、月は水だから火を防ぐということです。ですから秋葉神社の大元も月への信仰である可能性が高いです。さらには秋葉原のオタクも月への信仰が萌えになってる可能性が高いと言えます。”月に変わってお仕置きよ♪”のセーラームーンのセリフがアキバの本質でしょう(笑)

ちなみにこれ、セオリツである可能性もあります。

8月に体調を崩した時に、なぜか豊受大神宮に行きましたが、その時、月が最小化してました。セオリツ=豊受大神の可能性すらあります。おそらく古くは月と星はわけられていましたが、陰陽道が入ってくるにつれて星は月に習合されていった可能性があります。※いざなぎ流※は日月祭ですから。。。

御厨神社が夕日として祀っているのは、裏を返せば月のこと。そして霊牛は北極星のことなので、御厨には日・月・星の3点セットが揃っていることになります。

そして今、丹波篠山(笹=セオリツ)と但馬豊岡(豊受大神宮元宮)が非常に気になっています。


そういえば聖地巡礼のブログのほうにも未だUPできていないのですが

DSC06830.JPGDSC06902.JPG

8月に伊勢神宮外宮/豊受大神宮に行ってました。

その時、外宮から一直線に伸びていた道が気になったので行ってみたら月夜見宮でした。鳥居と道路を挟んだところに上右写真のような案内板がありまして、私が車で通った道は月夜見尊が夜な夜な通った神の道であるらしく、豊受と月の深いつながりを感じさせてくれるものでもありました。

外宮へ行かれた時は、是非、月夜見宮へも足を運ばれるといいかと思います。歩いていけます。本宮とは違ってほとんど参拝者がおりません。




※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用



  
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政治/経済、宗教/哲学を基本としながら市民活動やスピリチュアル活動など、広範囲に動いております。行動範囲は今のところ、東は茨城県から西は中国四国地方までです。特に修験色の強い山間部の地域活性化に興味があります。該当自治体の担当者の方からのご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
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