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  2010/04/22 [00:02] (Thu)


「G線上のマリア」をサンプリングした1997年の大ヒット曲

Sweetbox の 「 Everything's gonna be alright 」 です。

英語歌詞はこちら(Japan Liten)
和訳はこちら(洋楽歌詞の和訳に挑戦!)の方がうまく訳されています。


さて、先日、熊野について少し触れましたが、熊野と政府の対立は今に始まったことではありません。明治末期の政府の無謀な神社合祀政策『ウィキペディア(Wikipedia)』に反対した南方熊楠(みなかた くまぐす)『ウィキペディア(Wikipedia)』という方がいます。結構、知名度は高いと思います。

一般的な説明はウィキを見て頂くとして、熊楠はボーイズ・ラブの研究も行ってます。熊楠もオトメン線上にあったと思います。熊は熊野の熊、楠は楠の楠、そして楠木正成の楠。楠木氏の氏神は建水分神社(たけみくまりじんじゃ)『ウィキペディア(Wikipedia)』であり、守護神は瀬織津姫。

楠はクズ。クズは九頭龍。東京檜原村の九頭龍神社の祭神は南朝の守護神・九頭龍大神。クズはクロスでもある。そのクロスとは何か?それはマリア。そう、G線上のマリア。G線とは何か?

そう、マグダラ(Magdala)線上のマリア。マリア・マグダレナ『ウィキペディア(Wikipedia)』。

設楽神(apedia)も、またG線上のマリア。

フシダラ、クダラ(百済)、マタラ、ミトラは全てマグダレナ。

マタラ神『ウィキペディア(Wikipedia)』は、広隆寺『ウィキペディア(Wikipedia)』の守護神。

広隆寺と言えば、秦氏。

広隆寺と言えば、聖徳太子。

広隆寺と言えば、百済。

広隆寺と言えば、国宝・弥勒菩薩半跏思惟像
(みろくぼさつはんかし(ゆ)いぞう)
この像を見て、カール・ヤスパース『ウィキペディア(Wikipedia)』は、「人間実存の最高の姿」と表した。

実存とは実存主義『ウィキペディア(Wikipedia)』のこと。つまり、弥勒菩薩半跏思惟像は本質に先行して存在しているということ。それもそのはず、弥勒菩薩半跏思惟像は厩戸皇子(キリスト「本質」)に先行して存在したマリア・マグダレナ(マリア「実存」)。

私の行動主義は、”思想とは行動である”と表明したサルトル『ウィキペディア(Wikipedia)』(1905年 - 1980年)と吉田松陰『ウィキペディア(Wikipedia)』(1830年 - 1859年)の影響を受けている。


431年エフェソス公会議『ウィキペディア(Wikipedia)』で異端とされたネストリウス派のマグダレナは、広隆寺にマダラ神として根付いた。奇しくも、ネストリウスはドイツ人。カール・ヤスパースもドイツ人。そしてSweetboxもドイツ出身。まさにゲルマン(German)線上のマリア。

そして熊楠はオトメン線上。子を産むマリアあってこそ、オトメンは自然を守ろうとする。横棒は音、縦棒は面。2つでオトメンでクロスする。

一は”ひ”(火・日)。剣道ではコテで祓ってメン。イッポン取れば勝速日、ニホン取ればニッポン。

お面をとれば何が現れるのだろうか。世阿弥は”秘すれば花”と言う。確かに半跏思惟像は秘している。

マグダレナは、本当にフシダラなのだろうか。
むしろアタラシイのではないだろうか。

グダラミダラにミクダシてしまうようなクダラない見方は、まず日本人からアラタめなければならないのではないだろうか。

広隆寺は太秦(うずまさ)にある。まさにうずうずとしている。うずうずとしているのに半跏思惟像の静寂さはなんだろうか。

ウィキ「エロティシズム」の項で下記のように書かれている部分が自分にもぴったりとはまる。

*****引用はじめ*****
エロティシズムは熱狂的な近しさを表明するものであると同時に、熱狂を抑制する能力を明示するものでもある。この意味でエロティシズムは昇華なのであるが、それはセクシュアリティ(性)からわれわれの目をそらすためのものというよりも、万難を排してセクシュアリティを純化するためなのである。こうしてエロティシズムは一個の芸術となり、生命の律動となる。
*****引用おわり*****

つまり、オトメンの乙女心は、女性に対する熱狂的な近しさの表明であり、その表明は女性に対する男性としての熱狂的な欲情を抑制しようとする美の衝動なのです。それは性から目をそらすためのものではなく、性を限りなく純化するものなのです。こうしてエロティシズムは一個の芸術となり、生命の律動となるのです。

もっとわかりやすく言うと、男性が女性の立場に立って物事を考えるならば、自らの心を女性にしていくしかないということです。それが愛の純化であり、性の純化なのです。その結果、何が起こるかと言えば、女性の心を持った男性が生まれてくるのです。

アイリッシュのオスカー・ワイルド『ウィキペディア(Wikipedia)』は、その究極の形が男色であると言いましたが、私はそうは思わなくて、世阿弥であり、半跏思惟像であると思う。それこそ秦氏が純化させた最高のオトメンの姿・マグダレナなのでしょう。しつこいようですけどガリアGallia )線上のマリアですよね^^;


男性にも女性にも熱狂的な近しさを表明し、欲情を抑制する能力を明示した最高の中性的な思惟姿。オトメンとしては嫉妬してしまうほどの愛の純化。その奥に隠されたウズウズと渦巻く”性の欲情”を全く感じさせないほど、性を聖にまで純化し、愛を与える最高の御姿。しかし、マグダレナは生殖をするのです!

この逆説的な衝動が共存するのがマタラ神であり、オトメン。プラトニックでも快楽主義でもないG線上のマリア主義がオトメンの目指している方向なんですね。

なんか複雑すぎてよくわからない部分もありますが^^;

でも、この逆説こそ、日本哲学の最高峰・西田幾多郎『ウィキペディア(Wikipedia)』の絶対矛盾的自己同一であるのではないでしょうか。「場所的論理」(「自己は自己を否定するところにおいて真の自己である」)を焼きなおすと、「男性は男性を否定するところにおいて真の男性である」ということです。

戦場(いくさば)で”死”を交換するモノノフが雌雄を決する前になぜ、”詩”を交換し合ったのか。アプローチは非常に女性的だ。モノの中にこそ場所的論理が含まれていたのではあるまいか。だとするならば、物部氏と秦氏の関係とは何でしょうか。

これは金剛教に通底する思想とされているそうですが、金剛界は男性で胎蔵界は女性。つまりオトメンは金剛教をジでいってるということなのかもしれません。だからといって私がマスターというわけではありません。

オスカーワイルドも、これと同じようなことを「ウィンダミア卿夫人の扇」の中で記しています。


『人が私に同意するといつも、自分は間違っているに違いないと感じる。』
O S C A R W I L D E , T H E F I R S T M O D E R N M A N


これは単なる自己否定ではなく、自己表現を極限まで突き詰めた方という前提で捉える必要があると思います。つまり”私は私を否定することにおいて私である”ということですね。一言で言うと謙遜ですよね(笑)


話を元に戻しますと、まさにここがエフェソス公会議での論点なのですね。エロティシズムを最高の形に純化してしまったとしても生殖機能は削除してはいけないのです。なぜならエロティシズムは、女性と男性という2つの性と原始的生殖があってこそ成り立つんですから!

異端と烙印を押されても、どうしようもないですね。マリアが生殖するとかしないとかの本質的な話をされても、私の中に既に2つが共存(実存)しているのですから(笑)「 Everything's gonna be alright 」(全てがうまくいく)って言うしかないですよね。

それが実存主義のスタンスです。



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政治/経済、宗教/哲学を基本としながら市民活動やスピリチュアル活動など、広範囲に動いております。行動範囲は今のところ、東は茨城県から西は中国四国地方までです。特に修験色の強い山間部の地域活性化に興味があります。該当自治体の担当者の方からのご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
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