人間には感謝できないタイプの人もいるんだと最近知りました。自分を産んでくれた親、自分を育んでくれた地域社会、自分を生存たらしめた先祖の方々、こういう人たちに対して感謝し敬うのが当たり前だと私は考えていましたが、そういうことが生まれながらにしてできない人たちが存在することを初めて知りました。
そういう人たちでさえ、認めていかなければならないと思いました。
そういう意味で言うと「ホ・オポノポノ」なんかは非常に有効であり、元々感謝がどういうものかがわからない人たちは、「ごめんなさい」「許して下さい」「ありがとう」「愛しています」を実践していくことによって、エネルギーの循環を体感していけるのではないかと思いました。
だからといって「ホ・オポノポノ」を全面的に支持しているわけではありません。
やってくれたらありがとう。与えられたら与え返す。誘われたら誘い返す。人が嫌がることほど進んでやる。そういうことを普通に実践できていれば人もエネルギーも自然と集まってくるのですが、それがわからない人たちがいるのだということを初めて知りました。
個人的には、家族や親戚や友人に恵まれていて、とても気遣ってくれるのですが、それは多分、私が必要以上に気遣ってることの裏返しではないかと思いました。
私にとっては普通ですし全然、苦にならないのですが、その気遣いを当たり前だと思ったり配慮や思いやり、察しの心を返さない人とはうまくやっていけない自分を発見したりしました(笑)
ある意味、非常に日本的であると思います。
ただ、世界のどこに行っても互いに支え合うというのは共通言語であると思いますし、どこの国だとは言いませんが自国のルールを振りかざし、身勝手に自分だけを主張していれば何事もうまくいかないだろうと思います。
しかし、そういうタイプの人たちがいるのは事実だし、それさえも認めていかないといけないと思いました。ただ「思いやりなんて持たなくていいんだ」、「人を察する心なんて不要だ」、「自分だけが幸せになればいいんだ」、と強要されれば、『それは違うでしょ』、という自分を持ってることは大切だと思います。
感謝できない人に感謝させるというのは、ある意味、強要になりますので放っておくしかないと思います。感謝を指導するというのもおかしい。感謝は自らの内から自ずと出てくるものだし、誰かに教えられたからといってできるものでもないでしょう。
そういう意味でいうとポジティブシンキングなんていうものの意味合いも明確に見えてきたりして、そういう過去のネガティブから脱却したい人、あるいはそういう身近な人から逃れたい人の宗教でもあるんですね。やっぱりだから元はネガティブなんですね。
でもそういう風にして頑張ることはいいことだと思います。人間社会は自分と大多数の他者と空間を共有して生きていますから、思いやりや察しを持って生きていくことは当然のことであります。
ただ、そういうことを子供時代から無理やりに認識させられた習慣があると逆に、それができなくなりエゴのほうに傾いた大人になったりします。
地域社会や家庭内、友人内での循環する愛のエネルギーを認知できないので、一方的な愛を求めるようになります。その一方的な愛が固定化すると宗教になります。別に否定はしません。しかし、その一方的な愛は壊されることを非常に嫌い、怖れが非常に強くなるので、それが戦争の火種になります。
どちらが善いなどと言いませんが、私は日本の相互通行の愛が良いと考えています。強制はしません。そう思う人たちとつながりたいし、一緒に生きていきたいと思います。そういう相互通行がなくなればお年寄りなんかは簡単に捨てられていく社会になります。
老齢の日本人男性が、タイやベトナムに逃避しているらしいですね。タイやベトナムには年寄りを敬う文化がまだ色濃く残っているようです。逆を返せば日本にはそういう雰囲気がなくなったということですね。嫌ですね。年寄りを敬うということは親に感謝することへの延長にあり、親に感謝することは、やってくれたことに素直にありがとうと言える心に、その源泉があります。
ですから、その構造に気付かなければ、自分や他者、家族や両親、親戚や地域社会、郷土や国を愛することなんてできないんですね。もっと本質的なことを言えば、愛そのものがなんであるのかを深く知ることができないんです。
愛のカタチはたくさんあるなんていいますが、それは愛を知らない人がいう言葉ではないかと感じます。愛のカタチなんてそんなたくさんあるわけじゃない。寛容さこそ愛であり、互いに認め合おうとする意志にこそ、愛は宿るのではないかと思います。
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