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  2009/06/17 [00:01] (Wed)

昨日の七瀬祓いと瀬織津姫ライン記事と本日書いた多摩川の瀬織津姫祭祀はどこにの続きになりますが、これらに関連して、非常に重要な古墳がつい3年ほど前に国の史跡に指定されております。

武蔵府中熊野神社古墳(むさしふちゅうしくまのじんじゃこふん)『ウィキペディア(Wikipedia)』

なんで重要かと言いますと、この古墳の築造時期は650年~700年頃とされており、ちょうどその頃、東山道武蔵路『ウィキペディア(Wikipedia)』が開かれたとされており、これ、実は天智朝~天武朝の時代なのです。

中には2人の方(白骨化)が埋葬されており、この方たちが7世紀の最も気になる府中の歴史をその眼で見られていたようです。

古墳の形状などから府中に元々住む在地豪族の可能性が強く指摘されていますので、朝廷から派遣される官道設計官や国司などとも当然、折衝を行っていたと思われます。

この時、大国魂神社まで東山道がひかれたため、今でも大国魂神社が栄えているわけです。全国でも国府『ウィキペディア(Wikipedia)』がこれほどまでに残っているのは珍しいということでしょうか。律令制における在地神祭祀はひどく強引のような気がします。総社を作って参拝を一回で終わらせようとしてしまうのは、無理があるでしょう。しかし、その時代を知る上で大国魂神社はものすごく重要な神社であると思います。

明らかにこのような思想とは相容れない多摩川流域における祭祀ですが、少なくとも小野神社の瀬織津姫祭祀は東山道武蔵路が開かれる以前のものになります。

だいたい国府や国衙が国分寺が築かれる場所は、元々、在地豪族が根を張って繁栄させたところにかすめとるように建てられていますから、小野神社を祀った小野氏がいつ武蔵にやってきたにしろ、武蔵一之宮小野神社周辺は古墳出土状況から見ましてもかなり重要な地域であったことが伺えます。

川を挟んだ南側から、珍しい八角墳が出ています。これも同じような時期であり、大王家と直結するものなので含めて考える必要があると思います。

稲荷塚古墳『ウィキペディア(Wikipedia)』

配置から考えますと多摩川南岸は小野神社本宮や大麻止乃豆乃天神社があるので、稲荷塚古墳は失われた天智(瀬織津姫)系の豪族と考えるのも面白いと思います。


以上のことから小野氏が天智朝に近江から突如としてやってきて、現小野神社付近に根を張ったと考えるのは少し無理があるようです。


問題は、小野氏が在地系なのか、どうなのか?もし在地系でなければどこからなんの理由でいつ、関東にやってきたのか?そして瀬織津姫祭祀はどこから来たのか?というあたりが非常に気になるところです。


ちなみに、この時代の土佐と飛鳥の事件を上げますと


675年 土左大神(土左高賀茂大社)天武天皇に
     神刀を献上(させられる)
同年  奈良龍田大社創建

678年 京都上賀茂神社創建

684年 白鳳の大地震
     (土佐で陸地沈没、東海地震併発、伊豆大瀬崎隆起)
     祟りによるものと捉えられる
同年  長屋王生まれる

686年 (天武天皇)秦忌寸石勝を遣わして(土左大神に)幣を於く
同年  願いかなわず天武天皇崩御

729年 長屋王憤死→骨は土佐へ

737年 藤原四子 天然痘で急死
     祟りによるものと捉えられる


天武天皇が躍起になって『記・紀』の辻褄を合わせるために畿内の神社を創建させている様子が伝わってきます。

聖徳太子像を創り権力の象徴である丹生を押さえ天児屋根ラインを撹乱させ、瀬織津姫を封じる祭祀を全国で開始しています。この時に全国の天の川祭祀や北極星信仰なども撹乱させられました。

しかし、それはある意味必要なことだったのかもしれません。日本のような民主主義的性格の強い連合国家では、その後の歴史で完全征服を受けていたかもしれません。適度に唐の血が入ることで国がまとまったとも考えられます。

しかし、唐の血が濃くなり、ひどい中央集権が横行している今、天智朝以前の血が求められているのです。中国が科挙の毒で崩壊して現在でも中毒症状が出ているように日本にも科挙の悪害が出始めています。

本質を見ず、肩書きばかりを重視する姿勢は、スピリチュアル業界にまで染み出してきています。瀬織津姫の浄化力で一気に流してしまわないと大変なことになるでしょう。

名誉欲・金銭欲・自己顕示欲を最大限肥大化した餓鬼たちが百鬼夜行化してしまってはご先祖に申し訳が立たないというものです。

なんだか話がどんどんそれましたが、多摩川の瀬織津姫が徐々に姿を現し始めているということでした。

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政治/経済、宗教/哲学を基本としながら市民活動やスピリチュアル活動など、広範囲に動いております。行動範囲は今のところ、東は茨城県から西は中国四国地方までです。特に修験色の強い山間部の地域活性化に興味があります。該当自治体の担当者の方からのご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
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