かなりご無沙汰しておりましたが、メタファーの世界もかなり進行しているようです。
8月8日には太平洋上の熱帯低気圧が台風9号へと変貌し、中国へ抜ける台風8号とあわせて、2つのアメノウズメが日本列島をなめるように、北西・北東方向へと抜けていきます。
全国各地で豪雨の被害があるようですが、今年のように東日本を巻き込んで巨大な前線が豪雨を巻き起こす年も珍しい。
しかし、この豪雨は単なる災害ではなく、大地を鎮めているという意味合いも強く、瀬織津姫が大地の火の力が爆発するのを豪雨で調和させているという見方もできるのです。
先日レポートしたように、南海トラフやフォッサマグナ、その他、巨大な断層が活動を活発化させているので、現在起こっている豪雨は、それを抑えるために起こっている自然の調整機能なので、豪雨の裏に潜むメタファーに留意する必要があるでしょう。
今回のように、8と9という整数をともなった台風は珍しく、ひとつは九州の西側を抜ける宗像まわり、もうひとつは太平洋上を抜ける三島まわりで、天児屋根ラインを全く機能させない非常事態の動きと言えるでしょう。
これにおけるメタファーは『既に屋根とそれを支える御杖が壊れてしまっている』ということであり、御杖をもう一度掛け、屋根を葺き替えなければ、日本列島は凄まじい風雨に見舞われるということでしょう。
それほど、この国はもともと自然災害の多い国であり、それを鎮めてきたのはマツリゴトであり、そのマツリゴトを引き継いだはずの政治が、多様なる日本のスピリットを蔑ろにしているということになるでしょう。
大地を鎮めることと、水を鎮めること、そして人心を鎮めることは太古の日本では同一視されており、すべてメタファーの世界で同時に鎮めの儀式が行われていました。
資本主義社会で嘘はつけてもメタファーの世界では嘘は通用しません。嘘は必ず隠喩となって現象界に噴出します。メッキが剥がれるという諺の本質的起源はかなり古代に遡ることができるでしょう。
この諺の逆の意味(メタファー)は、メッキが剥がれないということであり、メッキを塗る必要がないということです。このメッキを塗る必要がないというのは日本建築の本質であり、日本精神の本質でもあります。
その本質とは質実剛健であり、過度な装飾はしない質素さであり、外見ではなく内面から沸き起こってくる精神的美徳でもあります。
メッキは内側の貧困さを隠す単なる手段に過ぎず、そのメッキを施す側も、それを見る側も、そのメッキの輝きだけにとらわれている間は、現象の本質を捉えることができないということを意味しています。
社会における様々なメッキは剥がれてきており、嘘を見破る眼を持ち(ジャッジし)、取捨選択し、皆で本物を再構築していく作業が急務になっています。
眼の前の現実から逃げ出し、メッキと本物を混同するようなおかしな思想もありますが、メッキはメッキでしかありません。メッキを信仰しても何も出てこないことは明らかなのです。
8と9という整数の中に存在する本物のメタファーを知ることによって私たちは次の世代の智慧を授かることができるのです。
8月9日のよさこい前夜祭は中止となり、今日10日の祭りは半分ほど行えそうです。岩戸が10で半分開き、明日の11日、11面観音の女神(白山姫)で晴れ間が広がるようです。明日晴れれば、全国から詰め掛けた2万人ほどがサの神を祝して乱舞しますから、岩戸開きには最高の補助となるでしょう。
また近いうちに、そのレポートでもUPしたいと思います。
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