2010/09/18 [23:45] (Sat)
恋人であれ夫婦であれ、どんな人間関係であれ、つまるところ、人と人の関係は究極的には We Belong Together (お互いに所有する) の状態になってしまうわけで、それぞれが自由意志や尊重の深い精神を持ってないとどんな関係でも壊れてしまうと思います。
マライアの歌詞の意味はちょっと違うようですが、Mariah Carey--We Belong Together(歌詞翻訳集)互いに所有し合うことを目指しているので、ほとんど同じ意味になると思います(笑)
belongは必ず壊れます。
与え合うという概念自体が英語圏にはない※1ので英語で書けませんが、確か、『お金のいらない国』著者の長島さんもそのようなことをおっしゃっていたので、まだまだ日本にはそのような土壌があるのだと思います。
最近、ベニシアさんが気になるので今日もふと本を見ましたら、とてもいいことが書かれていました。
愛は、エロスからフィロスへ、そして※アガペ※になると。
日本語では『無償の愛』と訳される事が多いようですが、私は全然違う感覚があります。
無償というと”代償を求めない”という意味が前面に押し出されますが、”代償を求めない”ということを意識すること自体が代償の愛の世界観の中に存在していると思います。
これはポジティブを大々的に宣伝している人がネガティブを出自にしていることと同じ構造です。
ほんとにポジティブの人は、ポジティブ・ネガティブの枠にさえこだわりませんし、ほんとのアガペも代償・無償の枠にさえとらわれないものだと私は思います。
だからこそ、ただ愛の循環の中に身を置きたいというか、自分のエロスの最高形態としてその状態を欲しているというか、そういう意味で 愛し愛されるということ に書きましたが色々と誤解があったようです。
なかなか共有しにくい部分であるかもしれません。
つまり、愛することや愛されることに何らかの怖れ(失うことへの怖れも含めて)がある場合は、それはエロスの段階であるので We Belong Together (お互いに所有する) の状態が常に続いているということになります。
所有とは支配・抑圧ですから、どちらかまたは誰かが我慢しなくてはいけないので、そういう人間関係は早晩崩壊します。それがエネルギーの原理です。
だからこそ、与え合うことが必要、というのが私のアガペです。(永遠の愛を実現するというのなら)
要するにそれぞれがそれぞれの自由意志を尊重し、それぞれの生き方を援助していく。それをやろうとしたのがS・C(スピリチュアル・コミュニティ)でもありました。
協力だとか、互いに信頼し合うことは、お互いが常に感謝の念を持っていないと、ほぼ不可能であります。
”将来に対する不安”というものは誰にでもあると思います。でも、その不安はひとりの人間の脳内で起こる怖れに過ぎないんですね。その怖れはあらゆるものを曇らせますから、武士道においても、まず死への怖れを克服することが大前提とされました。
武士道も結構、アガペに近いですよね。
切腹には、”吹く”の文字が入っているように神の息吹を腹から出す、腹黒でないことを証明する(シロであることを証明する)という意味がありますから、シロの女神に対する完全な忠誠心(愛)です。怖れを克服した死をも厭わない愛ですから完全にアガペですよね。
だから結局、何かと言えばやっぱり”禅”ですよね。禅は、鎌倉時代にモノノフと結合して武士道を作っていくことになるのですが、たぶんモノノフはペルシャの戦士魂とも関わっていると思います。ここらあたりはこれから突き詰めていくところです。
実在したかどうかは別にして、聖徳太子は”愛がなければ全てが虚しい”と言っています。歴史の教科書から聖徳太子の人物名は消してもいいですけど、こういう珠玉の言葉は是非とも教科書に残しておいて欲しいですね。
だったら聖書を読めって感じですかね(笑)
少し気を抜くと人間は所有したがる生き物ですから、お互いの生き方を尊重できる、そんな風潮を作っていきたいものです。
というわけでアガペの姫皇子ブレスは、もうすぐ公開予定でございます!
※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用
※1:英語圏では社会形成における中心がキリスト教になりますので与え合って社会を構築していくという方法論ではなく、キリスト教を根付かせてそこから文明を展開していくという方法が用いられてきました。それを変えようとしたのがコミュニズムを含めた社会主義思想でしたが、結果は皆が知るところです。しかしキリスト教文化圏の中でも先住民族系の文化が強いところは与え合うという言葉が残っていると思いますし、実際にそのような文化があります。
昨日、ふと”愛の容量に限界を設けているのは自分自身”というメッセージが入ってきて
ほんとそうだと思いました。
やっぱりマザーテレサのように無限の愛につながるどこかのスイッチがあるはずで
それにつながれば愛を奪われているという感覚も完全になくなるのではないかと思いました。
なんでそう思ったかと考えると先日作製した神名ブレスのページを昨日を作っていて、たぶんこのエネルギーは、この○○姫だなと思いました。
それはほんとに前から薄々感じていた(特に南伊豆)姫で、その姫と同じなんですね。
元々、その姫が全国にいて特に南伊豆にそれが残ってる、という感じ。
ちょうど昨日、その神社に参拝する時に使うホテルからハガキが来ましたし(笑)
EXILE の 「 真夏の果実 」 です。
サザンのカバーです。
イクドは、こんな主題歌にしたいですね。
この前、声をサンプリングしてもらった知人にお願いするかもしれませんが
他にファンタジーに合いそうな楽曲を持ってる方で、hibikiが歌ってもいい(笑)と思う方がおりましたら連絡ください、、、いないか(笑)
とりあえずその楽曲をバックに流して聖地の写真とかイメージのロゴとか流していければと考えています。
しかも自分で歌いたい!でも下手するとひとりよがりになりかねないので、歌がうまい方がいれば任せたいなとは思っています、、、
恋人であれ夫婦であれ、どんな人間関係であれ、つまるところ、人と人の関係は究極的には We Belong Together (お互いに所有する) の状態になってしまうわけで、それぞれが自由意志や尊重の深い精神を持ってないとどんな関係でも壊れてしまうと思います。
マライアの歌詞の意味はちょっと違うようですが、Mariah Carey--We Belong Together(歌詞翻訳集)互いに所有し合うことを目指しているので、ほとんど同じ意味になると思います(笑)
belongは必ず壊れます。
与え合うという概念自体が英語圏にはない※1ので英語で書けませんが、確か、『お金のいらない国』著者の長島さんもそのようなことをおっしゃっていたので、まだまだ日本にはそのような土壌があるのだと思います。
最近、ベニシアさんが気になるので今日もふと本を見ましたら、とてもいいことが書かれていました。
愛は、エロスからフィロスへ、そして※アガペ※になると。
日本語では『無償の愛』と訳される事が多いようですが、私は全然違う感覚があります。
無償というと”代償を求めない”という意味が前面に押し出されますが、”代償を求めない”ということを意識すること自体が代償の愛の世界観の中に存在していると思います。
これはポジティブを大々的に宣伝している人がネガティブを出自にしていることと同じ構造です。
ほんとにポジティブの人は、ポジティブ・ネガティブの枠にさえこだわりませんし、ほんとのアガペも代償・無償の枠にさえとらわれないものだと私は思います。
だからこそ、ただ愛の循環の中に身を置きたいというか、自分のエロスの最高形態としてその状態を欲しているというか、そういう意味で 愛し愛されるということ に書きましたが色々と誤解があったようです。
なかなか共有しにくい部分であるかもしれません。
つまり、愛することや愛されることに何らかの怖れ(失うことへの怖れも含めて)がある場合は、それはエロスの段階であるので We Belong Together (お互いに所有する) の状態が常に続いているということになります。
所有とは支配・抑圧ですから、どちらかまたは誰かが我慢しなくてはいけないので、そういう人間関係は早晩崩壊します。それがエネルギーの原理です。
だからこそ、与え合うことが必要、というのが私のアガペです。(永遠の愛を実現するというのなら)
要するにそれぞれがそれぞれの自由意志を尊重し、それぞれの生き方を援助していく。それをやろうとしたのがS・C(スピリチュアル・コミュニティ)でもありました。
協力だとか、互いに信頼し合うことは、お互いが常に感謝の念を持っていないと、ほぼ不可能であります。
”将来に対する不安”というものは誰にでもあると思います。でも、その不安はひとりの人間の脳内で起こる怖れに過ぎないんですね。その怖れはあらゆるものを曇らせますから、武士道においても、まず死への怖れを克服することが大前提とされました。
武士道も結構、アガペに近いですよね。
切腹には、”吹く”の文字が入っているように神の息吹を腹から出す、腹黒でないことを証明する(シロであることを証明する)という意味がありますから、シロの女神に対する完全な忠誠心(愛)です。怖れを克服した死をも厭わない愛ですから完全にアガペですよね。
だから結局、何かと言えばやっぱり”禅”ですよね。禅は、鎌倉時代にモノノフと結合して武士道を作っていくことになるのですが、たぶんモノノフはペルシャの戦士魂とも関わっていると思います。ここらあたりはこれから突き詰めていくところです。
実在したかどうかは別にして、聖徳太子は”愛がなければ全てが虚しい”と言っています。歴史の教科書から聖徳太子の人物名は消してもいいですけど、こういう珠玉の言葉は是非とも教科書に残しておいて欲しいですね。
だったら聖書を読めって感じですかね(笑)
少し気を抜くと人間は所有したがる生き物ですから、お互いの生き方を尊重できる、そんな風潮を作っていきたいものです。
というわけでアガペの姫皇子ブレスは、もうすぐ公開予定でございます!
※印で囲んだリンクは全て『ウィキペディア(Wikipedia)』からの引用
※1:英語圏では社会形成における中心がキリスト教になりますので与え合って社会を構築していくという方法論ではなく、キリスト教を根付かせてそこから文明を展開していくという方法が用いられてきました。それを変えようとしたのがコミュニズムを含めた社会主義思想でしたが、結果は皆が知るところです。しかしキリスト教文化圏の中でも先住民族系の文化が強いところは与え合うという言葉が残っていると思いますし、実際にそのような文化があります。
イクド・ルシェルの本サイトです↓どうぞご覧くださいませ。
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政治/経済、宗教/哲学を基本としながら市民活動やスピリチュアル活動など、広範囲に動いております。行動範囲は今のところ、東は茨城県から西は中国四国地方までです。特に修験色の強い山間部の地域活性化に興味があります。該当自治体の担当者の方からのご連絡お待ちしております。どうぞよろしくお願いします。
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