経済状態がいよいよ悪くなってきましたので、現在のやり方を根本的に変えないといけないと考えている方も多くいるかと思います。
来年は、『競争の経済』から『協調の経済』への転換が起こり、また、そうしなければお互いに生きられない時代になってきます。
スピリチュアルの世界でも、海外から色んなものを仕入れて広めていくという段階もひと段落し、そういう中で培ってきた癒しのメソッドが日本の中で大同団結していくという構図になってきます。
だいぶ前から活動を行っておりますスピリチュアル・コミュニティ活動も止まっては進み、止まってはまた進みの連続で、皆が『協調の経済』を認識する時代になって一気に進ませるために、水面下での準備は怠り無く行っております。
「食」と「住」の心配なく、スピリチュアル的活動を皆で行っていくというスピリチュアル・コミュニティの創生には、環境整備はもちろんのこと、皆が『協調経済』に目覚めるということが必要です。
だいぶ前にこれを指摘して、現にリーマンショックによる世界恐慌が起こり、現在に至っています。私たち若い世代の日本人は、惰性で新自由主義の資本主義思想に乗っかるのではなく、新たに協調経済という新たな経済をスピリチュアルを媒介にして、世界に先駆けて実行する必要があるのです。
来年からは、神戸を拠点にして、京阪・瀬戸内を中心にスピリチュアル+市民活動+協調経済をキーワードにさらに具体的な活動に入る予定です。
関東でも引き続き活動し、東西をつなぐ役割も果たしていきたいと思います。
未来は私たちひとりひとりのビジョンにかかっています。
都市型スピリチュアルから脱却し、郊外型スピリチュアル、あるいは山村型スピリチュアルに変化させていく必要があるでしょう。山には人がいなくて困っている人がたくさんいます。充分に足りているところはそれぐらいにして困っている人を助けましょう。
国際貿易体制が不安定化すると、自給率の低い大都市は非常に社会が不安定化します。実際に世界はそういう方向に動いています。大都市に住む人々は今から、自給率の高い山村となんらかのつながりを持っておいたほうが良いでしょう。そのようなリスクヘッジの役目をも私たちは果たす必要があるでしょう。政治家にこの国の行く末を委ねるのではなく、私たち自身が動く必要があります。
もともと10年前にはスピリチュアルの文化が無く、若い人たちはどこにも自分の悩みを相談できず、本当にひどい社会状況でした。街中でクリスタルを販売すると『新興宗教?』と、白い眼で見られる時代でした。しかし、今や、PCを開けばWebでスピリチュアルにつながり、相談にのってくれる方はどこにでもいる状況になりました。意志さえあれば社会はどんどん変化していきます。
『個人への癒し』(本質へ回帰するお手伝い)は、ある一定の成果を得たといって良いと思います。これからは抑圧された感情をいかに言葉や体で表現し、いかに共有するか、ということが課題になってきます。それと同時に息も絶え絶えの日本古来の伝統的信仰を一緒に取り戻す必要があります。
まだまだ癒しは終わらないけれども、先に進んでいる方は、さらに新たな領域、社会ヒーリングに向けて動かないといけないでしょう。
農業をやっている方々や山に住んでいる方々を、情報発信などで手助けし、古い伝統的な信仰を共有し再生していくという方向にスピリチュアルは突入していかなくてはならないのです。
これら全てが弥生時代への回帰を意味しているのです。山台国(ヤマタイコク)すなわち山上で神と人が調和しながら暮らしていた日本初の共和制都市国家へ立ち返り、私たち日本人は、この国のあり方を根本的に私たち自身に問い直さないといけないのです。
全国的に、このような動きがあるところを調査していますが、東京周辺では資本主義思想が強く、都市型スピリチュアルが全盛を極めていますので、山村型へ移行するのはもう少し時間がかかりそうです。伊豆・箱根、秩父あたりが、かすかにその動きがありますが、もう少し熟成期間が必要なようです。
中部(長野)地域は、ものすごく動きがありそうなんですが、若い世代の動きがあまりなく、従来のグリーンツーリズムの範疇を出るような動きは、今のところ出ていないように思います。東海の都市型スピリチュアルと中部が結合すれば最強になると思うのですが、まだそのような思想的結合はないようです。
北陸方面は、昨年、すぴこん主催者の方と上記のような考え方に基づく祭典を開いてくという合意をもらいましたが、連絡がないのでどうなっているかわかりません。個々では色々と動きがあるようです。
自分が知っている中で一番、有望なのが琵琶湖スピリチュアルで、グリーンツーリズムやオーガニックとスピリチュアルがバランスよく融合し若い世代が元気があります。先日、多賀大社や彦根に行って、ちらっとお誘いももらいましたが、行けなくてすみません。
私が直接関わっている四国は、グリーンツーリズムとオーガニックが非常に濃いですが、長野と同じでスピリチュアルに対する理解度が低く、最新のスピリチュアルを注入すると副作用でアレルギーが起こっているような状況なので、まだまだ時間がかかります。しかし高知の場合は民主的性格が非常に強く、スピリチュアル・コミュニティ創生における最も高い壁『民主的政治プロセス』をどのようにコミュニティ内で実現していくかという課題において重要な示唆を与えてくれると思います。
書き忘れましたが千葉は、地域通貨のピーナッツ方式というものがあるらしく、スピリチュアル・コミュニティも実際に稼動してますので、それらが融合すれば大きな流れになるかと思いますが、どうしても東京の資本主義に依存する経済からは完全に脱却はできないと思いますので、完全自立の経済圏の可能性はかなり薄いとは思います。でも、かなりの思想的成熟は望めると思います。
瀬戸内・中国地方、九州にはこれから調査に行きたいと思います。来年度、関西に行った時にでも、北九州方面まで足を運んでみたいとは思っています。
先月、『お金のいらない国』著者の長島さんと偶然話す機会があり、楽しく歓談しました。長島さんも色々と全国を回られているようで、そのご活動を下支えする人たちにもスピリチュアル・コミュニティのような思想があるようです。おそらくはこのような支流の流れが一気に融合する時が来れば、大河となって日本の構造が変わっていくような気がしております。
こればっかりは下支えする人たちが多くいないと決して実現せず、究極的には小さい島なんかでもいいわけですね。100人くらいの住民で食とエネルギーを100%自給して、そこにWeb環境があり、協調経済のスピリチュアル的な活動をしていければ、地域全体としては非常に強い経済ファンダメンタルズを持った市民集団ができるわけです。先進的であればあるほど観光地としても機能しますから、全体的な収支は完全に黒字化します。固定費が限りなく0に近く、浪費も限りなく0に近いわけですから、観光やスピリチュアル・インテリジェンスで得た外貨は、さらなるスピリチュアリティの開発とWeb環境の充実やさらに効率の高いエネルギー発電、周辺環境を守る市民運動に投資されますから、非常に高度な専門集団にもなっていきます。
住民同士の結合も強く、政治的にも成熟していくと思います。島であれば収入に応じて市民権も販売しますので(従来の憲法解釈では不可能ですが)、緩やかな会社組織とみることもできると思います。
これらは2007年11月のレムリアンリゾナンス活動開始時に発表したものと同じですが。
これが日本の次世代の国家モデルになりますので、日本のどこかにこういうことに目が開けた地域があるはずです。そこを起点に日本が変わっていきますので、来年も埋もれた宝を発掘していきたいと思います。
山には、後継者がなく存続が危ぶまれている村や畑などがたくさんあります。そういう場所に赴き、そこからWebで現地のスピリチュアル情報を発信し、固定費の低い住・食環境を実現し、ダンスや歌、舞や知識を通して、それぞれの地域が交流していくというモデルが最高でしょう。
このモデルを実現するために大きな壁が2つあります。1つは私も失敗したんですが、コミュニティ内においてどうやって民主主義を徹底するか(スピリチュアルの人が先行してコミュニティを作っていく場合、必ずそのコミュニティは宗教化します)ということと、エネルギー自給の技術力を誰がどこからどのように引っ張ってくるかということです。私の場合は、今のところ木質バイオマスと風力発電の可能性しか知りません。
農業をされている方は、ローカリティ(グラウンディング)が強く、グローバルなスピリチュアリティを理解するのが苦手な場合があります。そこを私たちがつなげ、活発な人的交流を行う窓口として機能する必要があります。
スピリチュアルにおける日本均一のインテリジェンスは、このようなことからこれから非常に重要な役割を果たしていくことと思います。アセンションやワンネスといって、だいたいの意味が通じるのは非常に重要なことです。
都市型経済に埋没してしまい、山へのつながりを全く持ててない方もいるかと思いますが、そこらあたりは私を含めた別の方々がリンクしていきますので、スピリチュアリティ活性化と社会問題解決を一気に前進させて参りましょう。
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12月15日
ラファエルのラッパと、ウズメの腰ダンスで鈴が鳴っている音が
どこからともなく聞こえてきます。
来年は10(戸)の年。
とうとう、ウズメが踊り始めましたね。
信頼(Faith)構築と共に社会を構築していく共同創造がテーマになると書きました。
高い理想を持って取り組む方が大勢いるスピリチュアル業界ですけれども、それが社会を動かすコアになっているということは未だ、耳にしたことがありません。
私も、具体的に様々な領域の方々を巻き込むために、様々な活動を展開しておりますが、TVの悪い影響もあってか未だ、スピリチュアルというものに対して偏見は相当あります。
西洋では、スピリチュアリティと言えば、ほぼ社会運動を喚起させられるぐらいの認知度と社会的地位があるのですが、日本では決してそのような認知はなされません。
クオリア・クリステラのテーマがFaithと共同創造になると同時に、来年の日本人のスピリチュアリティもこれと同様のものがテーマとなり、実際に新しい価値観を持った方々が実際に社会的活動を展開し始め、社会が動き始める一年となります。
PCを取り巻く環境が発達し、情報伝達が早く・太くなったのは良いですが、それに伴って人間の心は細ってきました。メールのやり取りが増え、他人のメールの一語一句に敏感になり、言葉一語で凹んだりでっぱったりする方々が多くなっています。
こういうことは本当に今年いっぱいで終わりにして、来年からはPCは、リアルの補助に過ぎないということを実感する一年になるでしょう。というかそうしましょう。
自分のやりたいことを素直に表現し、お互いに尊重し合い、共に理想とする社会を一緒に築いていく具体的行動の年にしたいとも思います。
クオリア・クリステラ(仮)においては、人を癒す・社会を癒す・地球を癒すというそれぞれの方向性を持った方々が方向性を越えて、共に同じ目的に向かって共同創造していくという場を提供させて頂きたいと考えています。
日本のスピリチュアルの中では霊能力が前面に押し出されたゆえ、競争の原理が強く働き、ほとんどの思想が排除の思想を持っています。
これはこの業界がWeb環境を通して発達してきたことと密接に関わっています。そういう環境を越えて私たちは社会に実際に出て行かなければならない時期に来ています。
クオリア・クリステラは、違う考え方の人たちがお互いに尊重し合いながら、共に歩む大切さ、共に助け合う必要性、共に創造する世界、を学んでいきます。遠隔では、それを可能にするために内なる天使を学びの中心に据える事になるかと思います。
私たちは私たち自身を社会的にもっと癒さなくてはなりません。自分の言いたいことも表現できず、自分のやりたいことも充分できず、自分の理想とする自分にも簡単にはなれない世の中です。
しかし、その原因のひとつに私たち自身が横のつながりを充分に持てていないことも上げられます。私たちが理想とする社会をあちこちで公言し、具体的アクションを起こせばきっと社会は変わります。政治家が社会を変えてくれるわけではありません。
利益を越えて互いの理想とする社会を共有しあえば、天使は翼を広げてくれるでしょう。
夢にこそ力は宿り、行動にこそ神は宿ります。
私たちの社会を築いていきましょう。
これが来年のテーマであり、クオリア・クリステラのトランスミッションでもあります。
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スターライト・クオリア関東にて、対面・遠隔を交互にご提供させて頂く学びの場を運営させて頂いております。予想を超える成果と絆が生まれております。
スターライト・クオリアは、スピリチュアル業界のアカデミックな領域への進出を意味するものでもありました。しかし、古代へと遡りますと陰陽寮などが日本にも存在したように、私たちが現在進めておりますエネルギー学習は私たちが失った古代の英知の再生でもあります。
西洋における進化論的アカデミズムを頭の中心から少し外して、純粋に古代のエネルギー認識を喚起してみますと、それらが決して野蛮なものではなく、現代の私たちが通常認識できないレベルの高いインテリジェンスであるということが理解できます。
今年は、遠隔グループワークにおいては五大元素という宇宙を構成する最小単位を学習の基本としてきました。
来年度は、それらの五大元素が徐々に組成し、あるひとつの存在として神的パワーを持つようになる過程などを中心に学習して参りたいと考えています。
この組成のプロセスは鉱物の組成とも深く関わっており、動植物よりも先に存在した鉱物が如何にして信仰の対象になったかなどの宇宙の構成の本質に迫るエネルギー学習になる予定でございます。
ただ、これらの学習は構成要素が多岐に渡っており、1年でどこまでできるかはやってみないとわからない状況ですので、今回スターライト・クオリアからクオリア・クリステラに2段階に分岐したように3段階目に分岐する可能性もございます。
クオリア・クリステラの「クリステラ」は、クリスタルとステラ(星)の融合であり、五大元素やクリスタルの構造を理解しながら、ステラ(星)への道、つまりはステラゲートを歩むことを現実的に可能にするという意味が込められています。
仏教においては、ミクロ・コスモス(心)とマクロ・コスモス(ステラ)が完全同一化した状態が最高の悟りの境地とされますが、物理的側面においてはクリスタルを用い、感覚的側面においては、天使や龍、鳳凰などにおいで頂くということになるかと思います。
これは、来年から開始します『愛と知恵と美のアフロディーテ・ネットワーク』(仮)とも密接に関わっており、ディセンションしてしまっている私たち人類の認識をどのように上げていくのかという課題において重要な役割を果たすものとなります。
さらに遠隔における学習を詳しく述べますと、水という元素が日本においては瀬織津姫となったり、火という元素がギリシャ神話においてプロメテウスになったり、した経緯や構造を感覚的に理解することを目的としています。
それを使うかどうかはまた別の問題としましても、そのような元素の属性を自らの内に喚起することによって人間は力を与えられ、また、強くもなれるものです。いわばエネルギー理解と信仰が一緒になってやってくるようなものであり、対面セッションにおいては、それぞれの信頼(Faith)構築と共に社会を構築していく共同創造がテーマとなります。
これは現代社会の問題でもありますが、共同創造の問題は、内なる信仰が非常に密接に関わっており、信じるものが違う人たちの中においては共同創造がほとんど行われないんですね。
ですから、世界がひとつの共同創造の場となるためには、信じるものを地球であるとか五大元素であるとか、紀元前後の多神教の世界の神々などを取り戻すことが非常に必要になってくるわけです。
クオリア・クリステラは以上のような学びとなります。
スターライト・クオリアも引き続き関東で募集する予定でございます。
また関西でもスターライト・クオリア関西を来春開校予定であり、アフロディーテ・ネットワーク(仮)も含めまして、多くの方々をつないでいきたいと思います。
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何度も挫折し、棚の奥の方にしまいこんでいた巫女たちの草莽崛起。今日、ふとそれが現実になってきているのではないか、と感じました。
2009年初めに飛んだ『金の鳳凰』が、小さい鳥の集合体であることがわかりました。その一羽一羽が隊列を変形させて横いっぱいに広がり始めています。
何が起きるでしょうか?それらの鳥は空いっぱいに同じ意志を持って同じ方向に飛んでいます。
今日は12月12日。
私たちの無意識下では、今まで違いを乗り越えることのできなかったそれぞれの事象が安々と融合できるエネルギーが沸き起こってきています。
これは何を意味するのでしょうか?
今まで、恐れや偏見、こだわりや習慣によって分断させられてきたそれぞれの生命体が、それぞれの枠を超えて大同団結せよ、というメッセージがきています。
私たち人類は自らの内に存在する欲望(金銭欲・名誉欲など)によって破滅しようとしています。欲望の連鎖はモンスターとなって自然や生命を破壊し、人間自身をも破壊しようとしています。
親やその上の世代から享受してきたものは、子や孫たちに継承していかなくてはなりません。目の前で死んでいく子供たちや生き物たち、あるいは植物たちを見て、はかなきものを救おうとする精神は、日本人の最高の精神美学です。
強きと弱きをジャッジし、弱きの側につこうとする人間が多数存在したからこそ日本国は、現在まで存続しています。その精神は、判官びいきなどにも現れています。
人の上に立つものでさえ、善とも悪とも似つかわしくないような人たちが、善人づらをしながら悪行を繰り返す。これでは、世間の親たちはどうやって子供たちに正しいことを伝えられるのでしょうか。しまいにはスピリチュアルでは善と悪をジャッジしない、などという危険極まりない思想が出回っています。犯罪の温床にもなりかねない思想です。
古代の日本人は、法がなくとも、正しい行い・間違った行いを自分で判断しながら生活をしていました。それは自分たちが自然の一部であると認識していたからこそ実践できたのです。
スピリチュアルとはワンネスを知る道でもあり、全体性(ガイア)を失わせる行為には、鮮明に対決姿勢をとるものでもあります。
私たちにとって守るべきものとはなんなのか?
しっかりとジャッジし、見極め、同じ方向を向いたときに、それは大きな力となり、時代を展開させていく原動力となるのです。
私たち人間は、日々ジャッジし、選択し、進む生き物です。ジャッジするからこそ反省もし、改善もし、喜びも悲しみも生まれます。
真に自分の魂を輝かせるためには、日々考え、日々追求し、日々ジャッジする。これが欠かせません。
糺す(ただす)という言葉は、ものすごく古い歴史があります。元を糺す、襟を糺す、悪事を糺す、とかに使用します。今は、元から糺すことが必要なのです。
『糺す』は、『正す』という意味ではありません。
『正す』は、自らの正義を以って他を裁くという意味ですが
『糺す』は、本来あるべき場所に戻すという意味です。
違いや立場を超えてガイアを守るために立ち上がりましょう。
出でよ、巫女たちよ
『糺す』の輝きを秘めながら
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